配られたカードで勝負するっきゃない
こんにちは!
みなさんはスヌーピーの名言で「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどういう意味であれ。」というものがあるのはご存じでしょうか。
スヌーピーでは大人でもはっとさせられるような深い名言が登場することが多々ありますが、その中でも有名な名言となります。
学生時代の段階で、ルックス、運動神経、頭の良さ、家庭環境など様々などうにもならないことで悩まされてきた人も多いかと思います。
近年では親ガチャという言葉まで生まれ、親から引き継いだ才能、家庭環境が全てを決めてしまうという風潮が広がっています。
私自身もブサイク、運動音痴、頭が悪いということでイジメを受けたり、いろんな人に馬鹿にされて生きてきました。
その中で親を憎んでしまうこともあれば恵まれた人に対してきつく当たってしまうこともありました。
そんな中この名言に出会い、ハッとさせられたのを覚えています。
親を憎めばイケメンになれる訳ではないし、そんなくだらない考えをしている間に努力をしている人がいる。そして気付いたときにはその努力をしている人たちに大きな差を付けられていました。
正直私もそれなりに努力をしていた方かと思います。ブサイクと言われることに劣等感を持ち、筋トレ・スキンケアなどルックスを磨く努力をしてきたので、今ではブサイクと言われることもなくなり、たまにですがかっこいいと言ってもらえるようにはなりました。
ですが、結局ルックスでイケメンと勝負できるようになった訳ではありませんでした。この名言でいうところのルックスは私にとって配られなかったカードと言えます。それを磨く努力が無駄だったとは思いませんが、優先順位を完全に間違っていました。
世の中他人が羨むような長所がないと思っている人も多いかと思いますが、自分でそう思っているだけで案外あなたのことを羨んでいる人もいます。
長所というものは、自分では当たり前に思っていても周りからしたら当たり前ではないことがおおいので、自分では気付けないものです。
配られたカードというのは、他人と比べないと分からないし、所属しているグループが代わると評価も変わってくると思います。(例:高校で頭が良くても、東京大学には入ったら下の方になってしまった。)
いろんな人に出会った方がいいとよく言いますが、いろんな人と出会うことで自分の正確な評価ができるようになると思っています。
偏った層のグループにいると、自己評価と他己評価に大きなずれが出来てしまいます。
ブサイク集団の中ではイケメン、イケメン集団に混じったらブサイクではどっちの評価を信じればいいか分からないと思います。
そういった極端な層ではなく、全体を見た時の評価を知るためには、いろんな人に出会う必要があります。
いろんな人に出会えば評価も変わりますが、その中でも変わらない評価があるかと思います。それがいわゆる「あなたのカード」と言えます。
そのカードを見つけたら、それの使い方やそれを磨くことが必要になると思います。それには時間もかかるので、若いうちに見つければその分だけ人生は上手くいくのではないかと思います。
読んで頂き有難う御座いました。