【7】歴史を学習すること
最近、ものの歴史を知るのが楽しいと感じるようになった。
今年から職場で扱う教科書が変わり、東京書籍の国語の教科書になった。
「和の文化を受け継ぐ」という文章を学ばせているのだが、これがまた面白いのである。「菓子」って言葉は昔、木の実や果物のことを言っていたそうですよ。
ものの移り変わりには、ありとあらゆるものが影響して変化していく。菓子も、歴史を辿っていけば当時の外交や、他国の状況なんかもうっすらわかってくる。和菓子から、世界が広がっていく感じがとっても面白い用に感じた。
学生時代は歴史の学習が一番苦手だったのだが、その理由はやはり、中心が政治や戦いの歴史だったのが、単純に自分の興味に刺さらなかったのだろうなと感じる。しかし、この嫌だった歴史の学習をしていなかったら、ものの歴史も今より全然理解が違ったのだろうと思うと、学習というものは、ある程度基礎ができてからでないと楽しめないのだろうなとも感じた。