オンライン授業と分散登校の感想
こんにちは。ドイツ在住の高校生ふぁそらてです。
学校が再開してから6週間が経ち、6回登校しました。
私は水曜日登校のグループなので毎週いきましたが、祝日があった場合は休みになったので、月曜日グループは4回しか行ってません。特に5月から6月にかけては祝日が多いので、月曜日はよく休みになりました。
そして今週が終われば夏休みになります。
2月から始まった後期を振り返ると、あまり成長した実感がないです。テストは一つもなく、成績も前期と変わらないので、今までのように「これで一学年終わった!やっと夏休みだ!」という感情が薄いです。
三月中旬からオンラインに切り替わり、約3か月間ほとんど家に引きこもっているような生活を送っています。私が体験したオンライン授業と5月から始まった分散登校について語ります。
ここでのオンライン授業はビデオ会議形式のではなく、オンラインで宿題のやり取りをする形式を指しています。
オンライン授業の利点
宿題をオンラインで受け取り、提出するようになったことで、生徒と先生の関係が築きやすくなりました。熱心な先生ほど宿題を丁寧に添削してくれて、次もしっかりやって提出しようと思えます。
先生が提出してくださいと言っても、「見ました」の一言もない先生は生徒側からして不信感を抱いてしまいます。「本当に見てるのかな?」「一回くらい提出しなくてもばれないよね」と思い、サボる生徒が増えます。
私は先生が怖いので、必ず提出しましたが、友達の数人は先生の評価を気にしないで宿題をやらない人がいました。
それと、チャット形式で先生と連絡が取れるので、メールをするより楽になりました。
私の数学の先生のやり方がいいなと思いました。
数学は学校で授業があるのですが、クラスが2つに分かれて授業を受けるので普通に授業をするとその間で少し差が出てしまいます。そのため、あらかじめ一週間でやる範囲をオンラインのプラットフォームに書き込んで、授業でできなかったことは宿題になるというやり方です。
こうすることで欠席した生徒も授業の内容を直接知ることができ、余裕のある人は予習をすることができます。
対面授業がなかった期間は定期的に参加自由のビデオ会議を開いてくれて、直接質問できる時間を設けてくれました。
オンライン授業のここが難しい
時間管理が難しいと感じました。一日中家にいるので誘惑が沢山あり、なかなか宿題に手を付けずにいました。スマホやパソコンを開き、宿題を確認する代わりにユーチューブを見てしまうことが度々ありました。メリハリをつけるのが大事です。
週5日学校に行くのと比べると圧倒的に勉強する内容が少ないです。これからずっとオンライン授業というのは難しいと思います。
基本的にはビデオ会議がないので、もしかしたら講義形式のビデオ会議があれば変わるかもしれません。しかし、ドイツの学校は生徒の発言や挙手するとこに重点を置いているので、オンライン授業でそれを実現させるのは困難だと思います。
分散登校について
週一回、6時間の対面授業がありました。ドイツ語、数学、英語の三教科の授業がありました。15人しか生徒がいなかったのもあってクラスは静かで、どこか寂しい雰囲気がありました。
淡々と授業がされて、休み時間も自分の席で過ごして、チャイムが鳴ればまた授業が始まりました。実際のところ、勉強するだけなら対面授業にする必要はないと感じました。授業内容がオンラインの時とほどんど変わらなかったからです。
ですが、朝早く起きて登校すること自体に意味があると思いました。
三か月間を振り返って
テストがなくなったことで、自由な時間が増えました。私はブログを書いたり、ゲームをしたりする時間が取れました。サボり気味だった通信教育を頑張って提出したり、数学の予習をすることも、学校があればできなかったことだと思います。
何事にも余裕をもって取り組めました。
そして改めて週5日で学校に通うことは大変なことだと体感しました。
ひとまず今年度が無事に終わりそうなので一安心です。
夏休み後どうなるのかはまだわからないのですが、元通りになるまではまだ時間がかかりそうです。
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