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季節感・似合う・快適。何を優先すべき?

理系ファッションアドバイザーの Kaori です。元はダサめの理系オタクIT企業を退職しとある強い思いからファッションの仕事をしています

服装の季節感って、意識してますか?

気候もだんだんと秋らしくなって来た今日この頃。いつだって季節はあるのに、なぜ今この話をするのか。それは私にとって秋のは苦手な季節なんです。

青、白、ミントグリーン。これが私の得意な色。
茶色、ベージュ、紅葉の色。秋らしい色は私の苦手カラーでもあります。

前述の師匠の元で働いていたとある9月。私は全身を白っぽくコーディネートした服装で出勤しました。たとえばこんな感じ↓

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そしたら言われてしまいました。

9月に入ったら、真っ白は着ないで。秋らしい服装を着るべき。

と。私は落ち込みました。ファッションの現場で働く人として、自分に似合う服装を選んだつもりだったのです。けれど、「季節に合わない」と・・・。※9月と言えど、その日は30度以上ある夏日でした

秋らしい服装は自分は苦手なのに・・・自分らしさと季節感。ファッションのプロとして、どちらを優先させるべきなのか、悩みました。

本日の記事は、季節感と自分らしさの間で揺れている人に贈ります。

頑張って「秋らしい装い」を試した結果

前述の出来事(9月の真夏日に白を着ていたら「秋らしくない」と注意された)の後、私は探しました。暑い日にも快適に過ごせそうな秋らしい服を。

濃いめのグリーンのトップス、ベージュと黒のワンピース。気に入って購入した服だったけど、どうしてもハッピーな気持ちになれなかったのです。

自分の好き・らしさを殺してまで、「秋らしい装い」を試みたら、苦しくなりました。

いくら季節感があって素敵な服を着ようとも、押し付けられた価値観(秋≠白)の中では、私はハッピーになれませんでした

優先順位を決める

季節感を醸し出すことにフォーカスするのか。
自分らしい装いにフォーカスするのか。
快適さにフォーカスするのか。

この服を選ぶことで、自分はどうなりたいのか。優先順位が定まっていないとブレブレになります

ファッションのプロっぽく、季節感に優先順位を置いたら、自分らしさを置いてけぼりにしました。それ以来、私は季節感は「取り入れる」程度にしています。

季節も意識するけど、あくまで季節感よりも自分らしさ・ハッピーさが優先としています。トレンドと一致してなかろうが、知ったこっちゃない笑。

少なくとも、私はそういったポリシーで服選びをしています。

服選びに迷った時。自分にとっての優先順位が決まっていると、迷わなくなります

自分らしさを優先する場合

自分らしさを優先する場合は、まずは「自分らしさ」を知る事が第一歩です。

自分には何が似合うのだろうか?
自分らしい装いってなんだろう?

これを言語化する。科学実験のように再現できる様に伝える。これが私がやっていることです。

詳しくはこちら↓


不思議と、その人の気質や性格は外見に現れます。
似合う柄は、あなたの顔はどんな顔なのか?を教えてくれます。直線的とか、薄い顔とか。

季節感を優先する場合

トレンドを知る。各々の季節の特徴を知ることが必要です。秋ならば、紅葉の色、春ならパステルカラー、など。
季節を優先することも、決して悪いことではないです。

自分がどんな思いで季節を優先しているのか?

ここが大事です。
たとえば、私は茶色やベージュなど、秋の装いは苦手です。けれど、秋らしい着物は着ます

私が着物を着る理由は、「着物を着ている自分が好きだから」です。

季節感よりも優先したい自分らしさがあるから、着物を着ます。結果的に「秋らしい装い」に仕上がることもしばしば。

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私は決して、「季節感を優先するなんて悪!」なんて思っていません。

自分が何を選択するか。それが大切です。

優先順位は人それぞれ

季節感、快適さ、自分らしさ、トレンドを追う。
何を優先するか、どんなTPOなのか。優先順位は人それぞれです。

秋らしい装いをすることで、売上がアップしやすいアパレル店員さんもいるかもしれません。
季節感ガン無視でも、自分らしい装いをした方がハッピー、という私みたいな人もいるかもしれません。

どんな優先順位でも良いんです。大事なのは「自分がそれを選択したのだ」という自覚を持つことです。

流行ってるから♪という理由は、正直人のせいにしてます。「その流行を選択したのだ」と自覚するのと、ただ流されて流行に追従するのは雲泥の差があります。

何を着てもいい。

どんな装いであっても、ハッピーでいられる。美しく、かっこよくいられる。

本当に大切なことはそれだと思います。

着飾る服がなくなっても、素敵な人になりたい

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着飾る服がなくなっても、素敵な人。

そんな人に、私はなりたい。
そして、そんな人をこの世に増やしたい。

こんな思いで活動しています。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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