クラシックな装いのルールを○○%以上満たしたコーディネート
自分を好きになる理系ファッションアドバイザー、Kaori です。元はダサめの理系オタク、IT企業を退職し、とある強い思いからファッションの仕事をしています。
ファッションとは、色・柄・形・素材の4要素から成り立っています。私は各要素毎に分析して「貴方に似合うスタイル」を提案する専門家です。理系的、つまり再現可能な形で提案しています。
クラシック、古典的、正統派
これまで①~④と四回に渡り「クラシックな装いのルール」について紹介してきました。今回の記事では、クラシックな装いルールを満たしたコーディネートの具体例お客様の声を紹介します。具体例を見ると「全部のルールを制覇しなくてもOK」な理由もわかります。
クラシックな装いルールを満たしたコーディネート例
すらっとした上品な美人。昨年セッションを行ったお客様Tさまはそんな第一印象でした。
クラシック、古典的、正統派
Tさまはサックスやフルートを嗜む、正にお嬢様・クラシックな方。そんなT様に似合うコーディネート例はこちらです↓
比較的暗い色、テニスボール大の規則正しい柄、ウエストはマークする等。
これまで「クラシックな装いのルール※」何度も紹介してきましたが、この4つのコーディネートは全ルールの条件を満たしているとは限りません。全ルールを満たさなくても、素敵・似合うは作れます。
似合う・似合わないの境界線は約60%なんです。これから、「60%ってどういうこと?」かを説明します。
60%以上似合っているとは
冒頭でも説明したとおり、ファッションの構成要素は色・柄・形・素材。
この4つを合わせて「全身コーディネートの60%以上『似合う』を満たしていれば、貴方に似合う素敵なコーディネートになります。
❌全体の60%の面積を締めるコートが似合ってるから、後は適当でもOK
🔴似合わない色だけど、柄・形・素材は似合っている
🔴似合わない柄だけど、色・形・素材は似合っている
・・・等々
アイテム毎に「似合う・似合わない」ではなく、コーディネート全体を見て「似合う・似合わない」を判断してください。
Vネックが似合わない人でも、Vネックのコーディネートが似合う例
クラシックな装いが似合う方は「デコルテは見せない」方が似合う場合が多いです。ヒップと同じく、デコルテも隠して首元が詰まっている方がクラシック。19世紀のイギリスのメイド服のような。
首元は詰まっている方がクラシックになる、、、、、んですが、TさまはこちらのVネックのコーディネート(③)もお似合いでした。
デコルテ以外の要素はクラシックな装いのルールに則っていたからです。
☑暗めの色
☑ウエストのみをマーク
☑バックのスカーフがぼんやり柄
以上の三点を満たしているからこそ、たとえ首周りのデザインが苦手なものでも、全体として「似合う」コーディネートになります。
完全に全ての要素が「自分に似合う」でなくてもよい
私自身は、これがわかった時に安心しました。「自分に似合う」を知るのはとても大事ですが、それに固執して「自分にピッタリ似合う服がない!」となります。
完璧な理想の服≠幸せ
自分の結婚相手が「完璧な理想」じゃない。
自分の家が「完璧な理想」じゃない。
自分の服は「完璧な理想」じゃない。
こんな風に文句ばかりを言っていても、人生楽しくありません。完全にオーダーメイドの服で、オーダーメイドの注文住宅でなければ、幸せになれないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
何事も、プラス要素が50%を超えると受け入れ易くなり、60%以上になると「好き」になる。
自分にとっての大事な60%を満たすのはどんな服?
自分にとって100%似合うってどんな服?
どうやって選ぶの?どこは外しても良い?
この答えは、一人一人違います。まさに、個性が現れる。
この答えをお伝えできるのが、自分に似合う柄・形・素材を知るトータル ファッション診断(オンライン)です。長い分析を通し、お一人お一人の個性に合わせて、貴方だけの似合うルール」をお伝えしています。
色・柄・形・素材。自分に似合うものはどんな物でしょう?その一つだけでもわかると、それが「貴方にだけの似合うルール」のヒントになります。
Tさまは、フルートやサックスを嗜む方。そしてクラシックなテイストが似合う。
自分の好みの音楽や趣味。どんな服が似合うのかのヒントがそこにも隠れています。
診断を受けても受けなくても、ご自身でも「自分の似合うとは」を探してみてください。
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どんな工夫をして、「似合わない柄」を着るのか、知りたい!具体的なコーディネート例と解説など、こちらのグループでは行っていきます。理系ファッションアドバイザーならではの説明をつけて♪
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もっと深く、具体例も知ってみたいな、という方はぜひ参加してください。
※色・柄・形・素材については過去記事をご覧ください↓
クラシックな装いのルール①- 地に足のついた色
クラシックな装いのルール②- ○○な柄
クラシックな装いのルール③- ○○で重厚感のある生地感
クラシックな装いのルール④ - ポイントはウエストにあり
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