ようこそ!徒手療法家のためのファシア考察ブログへ!
まずはじめに過去のブログ「あなたは何発パンチをくらうでしょうか?(笑)」を読んでみてください。で、改めて以下のウェルカムメッセージをお読みください。
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2013年12月にブロガーで「鍼灸あマ指師のためのファシア考察」というブログを始め、その後アメブロ、FC2ブログを経て、この「note」で新たにブログを継続することにしました。
私がファシアを考察したブログを始めた頃は、まだ日本では「ファシア(fascia)」は知られておらず、初期の頃にはよくコメントや質問をいただきました。そしてコメントや質問をいただく度に、また私も考えさせられ勉強になりました。しか2016年ぐらいから「筋膜」が日本のメディアで紹介され始め、「筋膜」「fascia」に関した日本語版書籍も多数発売されてきているためか、ブログ読者からのフィードバックも少なくなり、果たして私のブログに興味がある人はまだいるのだろうか?と考え始めました。それとともにブログを続けていくモチベーションも下がっていきました。
しかしまだまだ私が勉強すべきことは多々あるはずで、ブログを有料で公開することで自分にある意味「勉強しろ!」とムチをうつことにしました(笑)。そしてお金を払ってまででも読んでみたいという方々が一人でもいるのなら、私自身もより責任感をもてるし、ブログを読んでくれている方々も真剣に読んで、批判や質問や意見を言ってくれるのではないか?と、考えました。
内容は今までのブログ(2013年から2018年)の細かな修正をしつつ「転載」することになるので、以前のブログを保存されている方は購入の必要がないかと思います。(とはいえ、結構書き加えたり、修正したりしています)。また新たな情報、新たに勉強したことがあれば、随時更新していきます。(2021年4月追記、以前無料で公開していたブログよりもさらに多くのブログ記事が追加されています。)
本来ならば、ブログをカテゴリー別で分け、読みたい分野を簡単に探せるようにしたかったのですが、このnote.comの仕様では無理なので、すべて一つの「マガジン」の中に入れ、題名で何の内容かがわかるようにしています。また有料マガジンは一度購入すると、新たに記事を更新、追加してもそのまま読むことができます。
よろしくお願いします。
PS. 以前のブログを読んだことのない方々へ。
このブログは決して「治療法」のブログではありません。腰痛には◯◯したらいいとか、肩こりの原因は☓☓だ!という内容ではありません。ファシアの性質を勉強し、徒手療法家がそれをどのように考慮にいれて日々の臨床に携わっていけばいいか、を書いているつもりです。その辺、ご了承下さい。
PS2. (2021年11月追記)
結論から書いてしまうと、2021年現在、日本に、いや世界にはびこる「ファシア(fascia)のリリース」は”徒手”では不可能であり、また”癒着”、”重積”、”硬結”、”塊り”などのリリースの対象となるものが痛みの直接的原因になるというエビデンスはありません。また鍼にしろ、マッサージにしろ、整体系の手技にしろ「ファシアだけ」を狙って施術することは不可能です。つまり我々徒手療法家達は、今までファシアの存在を知らずにファシアにも影響を与えてきたのです。今更ファシアを勉強することによって今まで皆さんがやってきた施術が大幅に変わるとは到底思えませんが、解剖学、生理学の情報の一つとして「ファシア」(fascia)を勉強すべきだとは思います。よって、「ファシアなんてどうでもいい(勉強しなくていい)」と宣う治療家達は「俺は関節を治療しているのだから筋肉(神経、内臓など)は勉強する必要はない!(その逆も)」と言っているのと同じだと私は思っています。(詳しくは「ファシアとは(21)---(今のところの)完結編(ちょっと書き直しました)---」を参照してみてください)
PS3. (2021年12月追記)
ブログタイトルを「徒手療法家のためのファシア考察とちょっと痛みの勉強」に変更しました。最近は痛みの事について扱った記事が多いので、それもタイトルに含めましたが、あくまでもメインはファシア(fascia)のつもりではいます(笑)。
ということで、このブログを読むと私が過去9年間ファシアについてどのように勉強してきたか、そして痛みの治療に関してどのように考えが変わっていったかがわかるようになっていると思います。また最近はファシアの話題から少しずれた事が多いですが、日々の臨床や痛みに対する考え方に役立つ内容となっていると自負しています。
なのでこのブログの有料読者になれば
1,ファシア(fascia、筋膜)についてのより正確な情報が得られることで、ほとんどの日本人治療家達がSNSやネットで発信している「ファシア(fascia、筋膜)」の間違った嘘の情報に惑わされなくなること
2,鍼灸あま指師、整体師にありがちな「講習会ジプシー」「治療法マニア」になってお金を延々と使い続けることがなくなるということ
3,鍼灸あマ指師がエビデンスに基づく「手法」で患者さん(クライアント)に寄り添えるようになること
4,このブログの情報を元に世界の治療家達が提唱しているエビデンスベースの情報を得ようとするきっかけになること
になると思います。
もしかしたら5000円という値段設定にびっくりして、「誰が買うかボケ!」と思った人も多いでしょう。昨年あたりから何度も値下げしようかと考えたのですが、すでに5000円払ってしまった方々(それほど多くはないのですが)に申し訳がたたないので、これからも値下げすることはありません。ご了承ください。(というかしょうもない、エビデンスもない、その治療家の勝手な思い込みに基づく理論の手技療法の講習会に出たら一回(1コース)数万円。それがなくなることを考えれば5000円は安いと思いませんか?(笑)
ここから先は
徒手療法家のためのファシア考察
ファシアについて徒手療法家が知っておくべき情報を随時更新していきます。またファシアに限らず徒手療法に関する事柄も随時追加していきます。
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