果物のアート性は生産者が1番表現できる?
おおきに、Musashiです。
農業に関連した記事を書いています。ハートよろしくお願いします。
またこの記事は2020年2月18日の日記的なメモログです。
今日はアグリフード エキスポ大阪する農家さんに付き添いで行ってました。
アグリフード エキスポとは何?
野菜や果物を始めとした生産物や加工物を生産者の農家さんや会社がアピールする場です。農家さんがアピールしていいなと思った飲食店や販売店の方が取引をします。
いわゆる商談会です。
東京で大規模に行われるイベントの大阪バージョンです。規模感も違いますが集まる人も目的が少し違うそうです。
そんな商談会に参加する農家さん(農家さんで集まった販売会社)に付き添うことになりました。
アグリフード エキスポには何度も参加されています。かなりの経験者で一緒にいるだけで勉強になるので面白いです。
今日は準備の日だったので搬入をしていました。
商談会で苺を主張した作品を作って。
農家さんは多種多品目の野菜を栽培しています。今までなら多品目の強みを生かして商談をしていました。今回は苺一本勝負を試します。
農家さんもかなり気合を入れて挑む商談会となってます。なので苺の見せ方にかなりの資金を投入しています。とても多くの苺パックをテーブルに並べて苺の出せる迫力を存分に出しております。
それがこちらです‼︎
いやこれ凄過ぎない?ケーキ屋のような雰囲気がある。
インスタ映えがある。実際、色んな方に写真を撮っていただきました。
これを苺アートと言うのだろう。
これを完成させて感じたことは生産者こそが表現者である。生産者が生産物をアートに帰られる時代が来たんだと思います。
社会に出るとプロという職業を持つ人達がたくさんいる。プロに勝つのはプロ。アマチュアの人はプロに勝てない。だったんですが現代は違う。
SNSの見える化やインフルエンサーが現れて『勝つ』の定義が変わってきている。
作品の良さもだじだけど人を集められる能力が大きく買われている。
例えば、表現物。
大多数が認める作品を作るプロ、大多数に人気だけど大したことがない作品を作るその道ではアマチュアな人。
表現者として両極端にいる2人だけど人を惹きつけるのはどっちなのか。昔だとアマチュアが勝てないことが当たり前だった。しかし大した作品が作れないけど大多数に人気な人柄は人を惹きつける。
正直、プロの人の作品を選ぶ人の方が多い場合もあるかもしれない。しかし昔と比べれば、アマチュアの人がプロの方に勝てるチャンスは多くなっている。
アグリフード エキスポの苺の話に戻る。
昔は農家さんは野菜や果物を作ることしかできなかった。その後の売れ方や人気の付け方は売る人やその生産物を使ってモノを作る人の表現力があってこそになる。
どうしても生産物を作る農家さんが凄いとはならない。加工を挟んだ2時産業、3時産業の人が評価を受けてしまう。
苺をこんなに積み上げても農家さんは評価されない。それは昔まで。
今は写真や作り手のストーリーに注目を浴びることができている。
また生産者だから生産物に無茶をして違うモノに表現ができる。
今回、苺タワーやピラミッドを作って感じたことは生産者自身が生産物を加工して見られる作品を作れることができるということ。
そんなことを思いながらアグリフード エキスポの開催地を離れた。
最後まで見てくれてありがとうございました。