研修日記 5月第4週
気温もグングン上がってきて晴れの日は夏日の様な暑さになります。ミニトマトも収穫が始まりました!!
まだ第1果房なので皮は少し硬いですが、酸味と甘味がちょうど良くおいしいと思います。
収穫する時は赤い熟したモノはもちろん、まだ赤くはないが赤みがかかっているオレンジ色のモノも収穫します。なぜなら市場出荷なので、出荷・市場・卸・仲卸・販売店とお客様の元に渡るまで時間がかかるからです。
収穫したら選果です。研修所には20年前の選果機を使っています、まだまだ現役です。
話は変わりますが、ミニトマトをもし栽培するのならばこの選果機は必須と言われました。市場出荷している農家さんはみんな持っているそうです。
こういう設備は話を聞くまで頭に全く無かったです、、、、、、
確かにこれは手作業では出来ないですね。
大きさでサイズ毎に分け、キズやヘタなしなモノは優品と選別します。優品は階級は一つ下がります。
次にサイズ毎にパック詰めです。1パック200gで計量しながら詰めていきます。
ここで決まりがって2Lサイズなら7・8個で200gに、Lサイズなら14個から9個で200g、それ以外は指定なしというものです。なので、個数に合わなかったら1サイズ下でカウントされます。2Lサイズで7・8個はかなり大きくないとできないので今のところは残念ながらLサイズ扱いです。
市場の決まりは意味があるんでしょうが、ちょっと変わってるなぁと思う面が多々あります。
ミニトマトの丈が背丈を超えてきたのでこれから棚下げといって、主枝を斜め傾けて誘引していきます。
タナタナという資材を使って斜めにしていきます。この作業をしている時に折角成っている実が落ちるんです、このタナタナに引っ掛けて!!悲しくなります。
こうやって斜めに下げる事で、樹の成長を実に回すようにするのと、長期間収穫するために今のうちから下げて主枝を伸ばす目的です。
こういった圃場管理は大切なので、これからどう成長するのかを想像・考えながら適切な管理を覚えていきたいです。
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