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新年、ファームエイジの仕事始め ⁃ 会社の存在意義とは

新年、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、本日が小社の仕事始めということで、朝一番で御祈祷を受け、そのまま出社して社内朝礼を行ってきました。
そのときに社員に話した内容を、ここにも軽く残しておきたいと思います。



私が新年を迎える際にいつも考えるのは、
「この会社が無くなったら、誰か困る人がいるだろうか?」
ということです。普段は日々の業務に追われてあまりこういったことは考えないのですが。

そもそも会社は、誰かが抱えている悩み・課題を解決するために生まれるものです。無くなったときに困る人が一人もいないのであれば、その会社は存在しなくてもいいことになります。

つまり裏を返せば、「無いと困る」と言われるような会社、「うち以外でこれをやっているところがないから」と間違いなく言い切れるような会社、「確かに人の役に立っている」という実感のある会社、そういったものである必要があります。

このことは、私がファームエイジを創業した理由とも深く関わっています。

もう何度かお話していると思いますが、私は昔、ある酪農家さんに電気柵を売って、そうしたら後日その酪農家さんに手を握られて非常に感謝され、「あなたのおかげだ」と。「私のようなどこにでもいる酪農家でもうまくいったんだから、これは誰でも成功するぞ」と。そう言われて何度も頭を下げられ、体にビビビッと電気が走ったような衝撃を受けました。
放牧には日本の農業を大きく変革する力があり、それが目の前の人たちの生活を確かに救っているということ。この実感こそが始まりです。

社員のみんなも、この会社に入るときに初めに考えていたことが、初心が、それぞれあったはずです。そしてそれは、崇高なものだったはずです。
その初心を今一度思い出して、私たちにできることをまた一つずつ積み上げていってほしいと思います。
ということで、今年も一年、よろしくお願いします。



刻一刻と変化していく世の中で、しかしこの「社会貢献の原則」が揺らぐことはないでしょう。むしろ近年になって、ようやく重要視されるようになってきました。
社員に言い聞かせるようでまた、自分の胸にも刻み込んでいるのです。


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#新年 #今年の抱負


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