仕事のやり方、アップデートしてる？ 変化を恐れず成長する方法

私たちの日常や仕事の環境は、技術の進化によって大きく変わっている。AIの活用、ITツールの導入、効率化を促すさまざまな手法──どれも仕事をスムーズに進めるための手段だ。しかし、新しい技術を前にすると、面倒だと感じたり、慣れた方法を変えたくないと考えたりすることはないだろうか。

この「変化を受け入れるかどうか」というテーマは、ゲームの世界にも共通している。

たとえば、2025年2月28日にPlayStation 5で発売された「モンスターハンターワイルズ」。このシリーズは、大型モンスターを狩猟するアクションゲームとして長年人気を博している。新作では新たな武器は登場しなかったものの、既存の武器に新しいアクションが追加され、戦い方に新たな幅が生まれた。

しかし、その進化を前にして、私はふと考えさせられた。

長年のモンハンプレイヤーとして、私は旧来の戦い方に慣れ親しんでいる。新しいアクションを駆使すれば、討伐時間を短縮でき、戦術の幅も広がると理解はしている。それでも、新しい操作を覚えるのが億劫になり、結局は昔ながらの戦い方に頼ってしまう。

この状況は、仕事のやり方にも通じるのではないか。

旧来のやり方に固執していないか？

私たちの仕事の環境も、技術の進化によって日々変化している。ITツールの導入やAIの活用により、業務の効率化が可能になっている。しかし、実際にそれを活用している人はどれくらいいるのだろうか。

「使えば便利なのはわかっているが、慣れたやり方のほうが楽だから」 「学ぶ時間がないから、今までの方法で続ける」

そんな理由で、新しい技術を受け入れずにいる人は多いはずだ。私自身、比較的新しい技術には積極的に取り組んでいるつもりだったが、「モンスターハンターワイルズ」での自分のプレイを振り返ると、本当にそうだろうか？と疑問を持たざるを得なくなった。

新しい手法やシステムを取り入れることは、確かに面倒な作業だ。しかし、その「面倒くささ」を理由に変化を拒んでいないか？実は、無意識のうちに旧来の方法を重視しすぎて、新しいやり方を拒んでいるのではないか？

変化を受け入れることが成長につながる

変化を受け入れないことの弊害は大きい。

ゲームの世界では、新しいアクションを覚えなければ討伐時間が延び、結果的に戦いが苦しくなる。一方、仕事の世界では、新しい技術を活用しないことで業務効率が悪くなり、時間と労力が無駄に費やされる。

新しいことを学ぶのは確かに大変だ。しかし、その大変さを乗り越えた先には、よりスムーズで効率的な未来が待っている。だからこそ、変わることを恐れず、少しずつでも新しい技術や手法にチャレンジしていくことが重要だ。

変化を味方につけるために

「モンスターハンターワイルズ」をプレイすることで、自分自身の現状を客観的に見ることができた。変化を拒むことのリスク、新しいものを学ぶことの重要性を改めて実感した。

ゲームの世界でさえ、旧来のやり方に固執することで成長が止まるのであれば、現実世界ではなおさらだ。仕事でも、プライベートでも、柔軟に新しいものを取り入れる姿勢が求められる。

モンハンの新しいアクションを学ぶことも、新しい業務ツールを導入することも、本質は同じだ。「変化を受け入れることは面倒だが、それを乗り越えた先に成長がある」。この考え方を忘れず、常に自分をアップデートし続けていきたい。