春はすぐそこ
雪が降っては溶け、の繰り返しな今日この頃。
合間を見て畑作業をしたいけれど雪が積もると難しいことも多くてヤキモキしながら過ごしています。
3月の予報でも雪マークがちょこちょこ付いている長野県ですが、二十四節気で3月5日は「啓蟄(けいちつ)」。生き物が冬眠から目覚め始める季節で、私がとてもすきな時期。
昨年祖父は意識しているかどうかわかりませんが、啓蟄に入ったその日に畑をトラクターで耕耘していました。だから私も啓蟄は畑を始める目印として強く意識しています。雪溶けるかな。
近頃も、福寿草がほころび始め、ふきのとうが顔を出し少しずつ日差しに暖かさを感じるようになりました。
先日、祖父の畑に毎年生えるふきのとうを、天ぷらと蕗味噌にしていただきました。
蕗味噌は、祖父のレシピにならい、油と砂糖多めで。オリーブオイルを使えばパスタソースにもできそうなおしゃれな味に仕上がるのでおすすめ。
今月は、人から繋いでもらって研修先の近くで就農した方々に話を聞きに行きました。
研修先の周りは有機農家が多く、小さなコミュニティができていて羨ましい。
畑を見させてもらって、こんなやり方もあるのか!と新たな発見をしたり
農家同士の話し合いを聞いて、お互いの強みを活かして商売するのも楽しそうだなあ…
などなど多くの学びがありました。
さらにさらに、「長野県有機農業研究会」という会の大会に参加。
種とりの方法の講演会&種苗交換会がありました。
中国人の方が持ってきた本場のチンゲンサイのタネや厳冬期にも採れる黄色いカブのタネなどもらってきました。
種苗交換会の目的は、自分で栽培し、実際にタネをとってみて次の交換会に持っていく…という巡り巡ってゆくもの。
講演会のおかげで大分タネとりの解像度が上がったのでぜひ実践したい💪🏽
今回は交換するタネを持たずに行ったので次回は私もお譲りできるようにがんばろう、と思えました。
春はすぐそこ。
2月上旬に発注したタネが続々と届き始めました。4月からは研修先から独立し、自分の畑で生計を立てていきます。
来月(もう明日…!)からは、
種まきや育苗ハウスの建設、畑の耕耘などなどで大忙しになりそうです。
農閑期と呼ばれる1,2月はあっという間だったな。
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