if あの政治家が早世しなかったらその①
安倍晋三元総理の死から2か月が経った。
67歳というあまりにも急で早すぎる死であった。
遅くなったが心からご冥福をお祈りしたい。
くしくも父上である安倍晋太郎氏も67歳という若さでガンで命を落としている。
その安倍晋太郎氏がお亡くなりになったのは総理目前でのことである。
そこで吾輩は安倍晋太郎氏が早世しなくて、1991年海部総理の後継が安倍晋太郎氏だったらどうなったかという事をずっと考えていた。
以下は吾輩が(勝手にではあるが)考えたif安倍晋太郎内閣である
1991年秋ごろ
総理大臣 安倍晋太郎(安倍派)
法務大臣 味村治(民間・元法制局長官)
外務大臣 近藤鉄雄(河本派)
大蔵大臣 渡部恒三(竹下派)
厚生大臣 岸田文武(宮沢派)
文部大臣 石原慎太郎(安倍派)
農水大臣 浜野剛(宮沢派)
通産大臣 伊藤宗一郎(竹下派)
運輸大臣 森山真弓(河本派)
郵政大臣 相沢英之(宮沢派)
労働大臣 唐澤俊二郎(渡辺派)
建設大臣 鹿野道彦(安倍派)
自治大臣・国家公安委員長 青木正久(渡辺派)
官房長官 加藤六月(安倍派)
総務庁長官 内海英男(竹下派)
沖縄開発庁長官・北海道開発庁長官 伊江朝雄(無派閥)参議院
防衛庁長官 塚原俊平(安倍派)
経済企画庁長官 栗原祐幸(宮沢派)
科学技術庁長官 愛野興一郎(竹下派)
環境庁長官 宮田輝(宮沢派)参院
国土庁長官 高鳥修(竹下派)
官房副長官(政務) 田名部匡省(宮沢派)
官房副長官(事務) 石原信雄
幹事長 宮澤喜一(宮沢派)
政調会長 綿貫民輔(竹下派)
総務会長 坂本三十次(河本派)
国対委員長 吹田愰(安倍派)
内訳は
安倍派:4
竹下派:5
宮沢派:5
渡辺派:2
河本派:2
無派閥:1
民間:1
ライバルである宮澤喜一氏は幹事長が落としどころだろう。
そしてやはり現実に安倍晋太郎総理が実現したら、加藤六月官房長官は確実視される。
鹿野道彦氏の再入閣(史実では自民党時代、民主党時代と再入閣)も安倍との関係から見て有力だと思われる。
外務、大蔵の人事であるが、近藤鉄雄氏や渡部恒三氏みたいな調整型を安倍氏は好みそうな気がしたので。
そして当時はリクルート事件の最中なので法相は民間から、味村氏
岸田現総理の父上である文武氏も入閣させてみた(史実では病気により未入閣のまま早世)
同じく史実では早世してしまった塚原氏には、自分的には防衛庁長官をやってほしかった。
官房副長官は温和な田名部氏こそ適任ではないか。
こうしてみると安倍晋太郎氏は総理として嘱望されていたのだとつくづく感じる。
晋太郎氏の命をむしばむ原因になったガンが憎い…と、30年たった今こんなことを言っては仕方がないが…
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