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今年読んだ本で個人的に面白かった5冊を勝手に紹介
2024年がそろそろ終わりますね。noteを書かなくなりましたが私は元気です。今年は51冊の本を読めました!こんなに読めているのは恐らく自分史上初めてですが、このくらいのペースが自分の限界だと悟りました。年間100冊以上読める方を尊敬します。
そんな読書イヤー(自分比)の締めくくりとして、今年読んだ中で個人的に面白かった5冊を勝手に紹介します。順不同。発行年もバラバラです。ネタバレも多少含むので悪しからず…
雑なひとこと感想も添えて。
川上未映子著 黄色い家
物理的にも内容的にもズッシリ重いのに、スリリングな展開に惹き込まれ一気に読んでしまいました。タイトルや表紙、そして作中で登場する「黄色」たちが印象に残ります。私も「サッサ」で掃除したくなった(でもやってない)そしてお金は怖い。
綿矢りさ著 嫌いなら呼ぶなよ
コロナ禍における「明るい闇」を描いた短編集。ぴえん系女子、ホームパーティーへ行ったら自分の浮気の弾劾裁判が突如スタートした男性…など全4編。爽やかな毒々しさとタイトルも含めたワードセンスがぶっ刺さりまくりました。笑えます。
白井智之著 名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件
「人民寺院事件」という実際の事件がモデルのミステリー。序盤は事件の内容的に結構キツかったのですが、そこを乗り越えたら面白くてこれまた一気読み。二転三転する展開についていくのが必死でしたが、結末がとにかく気になって気になって。そして終わり方は全く予想できないものでした。読んだ後、人民寺院について調べてみました。…怖すぎました。
東野圭吾著 悪意
東野圭吾さんが好きで有名どころはまあまあ読んでいるという自負はありましたが、これを読み終わって「なぜもっと早く読まなかった…私よ…」ってなりました。とにかくタイトルが秀逸!これに尽きます。東野圭吾作品は好きだけどまだこれ読んでないよって方がいたらゴリ推ししてでも読んでもらいたい作品です。
高野和明著 13階段
映像化もされているのでかなり有名な作品なのだろうと思います。私は最近まで知らず、ネットを放浪していてたまたま出会いました。
このテイスト、個人的に大好きです。ミステリーとしても純粋に面白かったですし、倫理観や善悪や正義とはなんぞや?みたいなのを考えさせられる。そして考えれば考えるほど答えがない。語彙力のない私が語ると浅いですね。ごめんなさい。作品自体はもちろん浅くないのでぜひ読んでみてください。
2025年も可能な限り多くの本を読めたらいいなと思います!メリークリスマスそして良いお年を!