【旅ログ】#4.2 ネパール🇳🇵Japanese Porn普及しすぎな件
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目が覚めると、もう朝になっていました。窓から外をみれば、学校の校庭みたいな場所で小さい子たちが元気に体操?お祈り?をしている声が聞こえてきました。突き抜けるような快晴と非日常な風景に、どこでもドアを開けたらこんな感じかなのかなって思いました。不安や心配で寝ていた時間が一瞬で過ぎたのです。
私のどこでもドアは地獄の門?真理の扉?まあ、大きさ的にはそのくらいのイメージで、そこそこ重くて、全体重をかけてやっと開くと、ブワッて吹き飛ばされそうな風を浴びて景色が広がるみたいです。それがクセになってこの先バックパッカーを謳歌するのですが。
私はリセット症候群的な質があって、何もかもが憂鬱になったり、どうでもよくなってしまうと、言葉も文化も気候も食事も何もかも変えたくなる時があります。この旅を初めに大学を卒業するまで、休みになれば飛び出していましたが、ただの逃避行でしたね。
街の喧騒がしぼんだ心にワクワクを沸かしてくれました。まだ到着しただけなのに、やればできるじゃん私!っていう突然のポジティブ神が降りてきて、身支度もそこそこに部屋を出ました。
別段、豪華でもなんでもない食事もすごく美味しく感じるし、通りを歩いているだけで楽しかったです。
今思えば、ただのアホというか浮かれすぎというか平和ボケというか…小学生でも守れる「知らない人について行ってはいけません」的なことが守れなかったんですよね。
何の店だったか、お店の店主さんと話をしてたら、店を閉めて一緒に街を歩くことになったんです。空港での無条件の親切に気が緩んでたのもあって、ナンパだって気付くのが遅すぎたんですよね。筋金入りの方向音痴もあって、どこがどこだか分からない、気づくと人もいなくて、彼が善良なナンパだったので何もなく、分かる場所まで帰してもらったから良かったのですが、冷や汗って本当に冷たいんだなとか、心臓を雑巾絞りしたらたぶんこんな感じだなとかね、そういう事を学びました。
話を聞くに、宗教上ネパールの女の子は貞潔が固いからサせてくれないと、でも日本人はそうじゃないだろ?と、
…なんで??
この時は何でそんなことになっているのか分からず本当にハテナが飛びました。ネパール滞在後、インドに向かうのですが、インドでただただ歩いている時に突然スマホの画面見せられて、映っていたのが真っ最中のAVで、画面の右下にJapanese Pornて書いてあって、これかーーー!!!って答え合わせできました。
レストラン的なところで食事する時もウエイターが、ここも良いけど部屋で食べないか?って言って全然料理運んでくれなくて、ここが良いって言い張ることになったり、まあ、ネパールの人はちょっとしつこいくらいで、最後は諦めてくれるんでよかったですが、これ以降はちゃんと退路の計算はするようになりました。
この先、何か国も旅するけど、ネパールが一番モテた。ここでモテ期使いたくなかったかも。
つづく
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