コミュ力がないのは昔からですわ。
先日、二年前まで勤めていたアルバイト先のジムに久々に顔を出しました。
そこの社員さんやパートさん数名とは今も仲良くさせてもらっていて、今でも年に3~4回は一緒にご飯を食べにいったりしている人もいます。
その時の話なのですが、スタッフの顔ぶれはあまり変わっていなかったのに2年ちょっと会わなかっただけでよそよそしくなっちゃったスタッフがいました。
アルバイト当時は遊びに行ったりご飯に行ったりしていたのに残念😭
2年間パーソナルトレーナーとしてお客さんとたくさんコミュニケーションをとってきて、かなり人と話すことには慣れていたつもりだったのですが、「やっぱりコミュニケーションはまだまだ苦手だな…」感じましたね。
まあもともとコミュニケーションを取るのは苦手ではあったのですが。
というわけで今回はコミュ力が全くなかった過去を振り返りながら、コミュ力がないのはなぜかについてちょっとだけ深く考えてみようと思います☝️
コミュ障爆発の中学・高校時代
新しい環境に全然馴染めない
僕は理由は忘れましたが、中学は地元の公立中学ではなく、受験で私立の中高一貫の学校(しかもなぜか男子校)に入学しました。
地元から少し離れての進学になるので、当然知っている人は誰もおらず、入学当初はめちゃ緊張していたのを覚えています。
そしてクラスでは一人でおとなしく座っていました。
あの時ほど「ポツーン…」という擬音語が似合っていた時期はなかったと思います。笑
新しい環境でということで、「どうにかコミュニケーションを取らないと!」と思ってはいるものなかなか隣の子にも話しかけられずにいました。
周りのみんながどうしてあんなにパッパと話しかけられるのか不思議で仕方なかったですね。
僕の頭の中では常に「こんな僕が喋っていいのかな?」とか「喋りかけられて迷惑かも…」とかいう思いがぐるぐる回って、今ならいじめの対象になるくらい暗かったと思います。
その暗さは担任も心配するくらいだったそう笑
コミュ障を乗り越えるチャンスを発見する
ただ人間とはえらいもので、なんとか耐え忍んで過ごすにつれ人とコミュニケーションを取るチャンスというのがわかってきます。
それは体育の授業です。
幸いにも僕はスポーツが比較的得意で、体育ではある程度活躍することができました。
男子校の特性もあり、”体育で活躍したやつが偉い”みたいな風潮があったので、活躍した時に近くにいる子と話しやすいんです。
そうやってちょっと活躍しては話しかけるを繰り返していくと、徐々に友人の輪を広げることができました。
さらなる作戦として体育の授業でちょっと仲良くなった人に今度は「授業のわからないところを聞いてみたりしてより中を深める」ということをして、なんとか中高ではクラスになじんで無事に6年間を終えることができました。
大学時代、再びコミュ障爆発
しかし、大学生になるとまたコミュ障を発動してしまいました。
中学・高校時代はさっきの方法で少しづつ自信をつけ、なんとかクラスに馴染むことができたので、ある程度コミュ障は克服したように思っていたのですが…
人の本質というのはなかなか変わらないものですね。
やっぱり新しい環境となるとなかなか喋ることができなかったです。
コミュ障克服のための壁は2つあった
特に辛かったコミュ障を克服するためのネックは二つありました。
1つは、女子と話せないということです。
これは男子校出身の諸君ならわかると思うのですが、本当に女子と話せないです。いやマジで。
男子校出身の高校生は、基本的に大学生になって初めて同世代の女の子と話すことになるのですが、この”同世代の女子と話す”というのが男子校出身者にとってはめちゃくちゃハードルが高いです。
男子校出身者は女の子と会話するときは常に「会話を続けたいのは山々なんだけれども緊張するからとにかく早く会話を終わらせたい」というジレンマと戦っています。
そして僕は戦いには勝てなかったので会話はすぐに終わることになり、自分が嫌になってどんどん自信を無くしてまた話せなくなるという無限ループに陥っていました。泣
そしてついぞ大学時代はこのループからは抜け出せませんでした…🥺
2つ目は、誰か(特に大勢)と遊びに行くのが苦手だったということです。
出願した大学が地元の国公立だったので、高校時代はどうしても勉強を重視して友達と遊ぶということをしてこなかったのがダメでしたね。
大学での特にグループでの「どっか遊びにこうや!」とか「飲みいこや!」みたいなノリに全くついていけませんでした。
「そんなに仲良くもなってないのに何を一緒に飲みに行って話すことがあんねん」くらいに思ってましたからね笑
しかも大学時代の僕はプライドが高かったのか、ノリに”ついていけない”ことを”ついていかない”というふうに自己解釈していたのもさらにコミュ障を深める原因にもなりました。
この二つのネックから大学時代はついぞコミュ障を克服することができず、結果2年で中退してしまいました。
中学時代の作戦なんか全く通用しませんでしたね笑
そんな僕がなんとかコミュ障を克服することができたのは、その後のスポーツジムでのアルバイトのお陰なのですが、それはまた別の機会にお話ししましょう。
うまく話せないのは自意識が過剰だから
そんなこんなで中・高・大(2年で中退したので)の合わせて8年間、コミュ障の自分との戦ってきたわけですが、僕が導き出した結論としては
コミュ障は自意識過剰が原因
ということです。
つまり自分はうまく話せるはずだと思い込んでいるんですね。
でもいざ話すとなるとうまく話せなくて、余計に自分を卑下してコミュ障になっていくという…
中学や大学入学したての僕がまさにそんな感じですね。
自分に期待しない
それが分かればコミュ障を克服するのは簡単です。
「自分はうまく話せない」と思えば良いのです。
話を面白くしようとかうまくまとめようとかは考えず、自分をよく見せることを諦めて「このコミュ力が今の自分ですよ」というスタンスでいることです。
もしうまくまとめることができたら万々歳です。
それくらいの軽い気持ちで話すことを心がけていれば本当に気持ちが楽だし、逆に力が抜けてうまく話をまとめることができたりします。
そうやって軽い気持ちで経験を積んでいければ、だんだんとうまく話せるようになっていき、今度はそのうまく話せることがスタンダードになるのではないのかなと思います。
必要以上にカッコつけないで今の自分を一旦認めてあげることが、コミュ力をつける第一歩ということですね。
という感じで綺麗にまとまったところで、今回の記事を締めさせていただこうと思います!
ではまた別の記事でお会いしましょ〜、さいならー✋✋