相手の気持ちを考える【じゃんけん編】
こんにちは。片山史哉です。
今日はじゃんけんについての話です。
「相手の気持ちを考える」というのは小学生の道徳でも習っていたような当たり前のことで、ビジネスの世界でも常にこれを言われています。
ぼくは、1年以上前からこれを意識して習慣化しようと思っていますが、これを常時自分の気持ちをブレさせずにおこなっていくことは非常に難しいことだと感じています。
今回はまず簡単なことからお話ししたいと思います。
それは「じゃんけん」です。
昨日、長女とお風呂でじゃんけんをして遊んでいました。
そこで長女のじゃんけんに対する傾向が見えてきました。
じゃんけんの時に考えること
じゃんけんを考えながらやっていない。適当に出しているだけ。
という人はあまりいないでしょう。
では、みなさん何を考えていますか。
じゃんけんというのは傾向があり
1.一回で勝負が決着した場合、勝者は次の勝負で出す手を変えずに同じ手を出す確率が高い
2.同じ手で2度以上連続して負けた場合、敗者は手を変えやすく、変える手は相手が自分に勝った手に勝つ手である
心理学的にはこんなセオリーがあります。
しかし、大人ならこれを考えながらやっている、またはこの裏をかく。
つまり、一般的なセオリーから外れることが多く
「次は○○を出すから」といった駆け引きなしには勝率をあげることは難しいです。
しかし、子どもは違います。
何を出すかは自分が出したいものを出す。
という傾向があります。
長女の傾向と分析
長女ははじめにパーを出すことが多いです。
おおよそ70%以上の確率ではじめにパーを出していました。
3回以上負けが続くと次はグーを出します。
もちろんそこで4回連続でぼくに負けるわけですが、その次はグーという選択肢はありません。
パーに戻る、またはチョキを出す。
ぼくが分析できたのはここまでです。
やり方が変われば出すものも変わる
みなさん「アメリカじゃんけん」をご存じですか。
ぼくは長女に教えられはじめて知ったのですが
こんな感じでグー、チョキ、パーの形を変えてやるじゃんけんのことです。
このじゃんけんの方法に変わった途端に長女の出す手の傾向が変わりました。
長女は迷わずチョキを何度も選択してきました。
確率的には通常のじゃんけんのパーと同じくらいの確率でした。
しかし、そのあとの傾向はバラバラでした。
考察
なんとなくおわかりかと思いますが、アメリカじゃんけんに変わった途端にチョキを出し始めたのは、チョキが出しやすい、もしくはチョキを出したいからということです。
チョキは鉄砲のような形でカッコいい、通常のチョキに比べ出しやすい、といったことが考えられます。
通常のじゃけんでパーを出すのは構え方がグーだからだと思いました。
グーで構えていて、グーを出さないというのが長女にとっての工夫なのだと思います。
つまり、手がバレているから変えるということを無意識にやっているのです。
ちなみにアメリカじゃんけんではパーを出す確率が極めて低かったです。
手の形のやりずらさがあると思います。
また、アメリカじゃんけんでは、通常のじゃんけんに比べてグーを出す確率が上昇していました。
これは、構え方はグーなのですが、実際のグーはダイナマイトの形なので出す形が変わるからだと考えられます。
相手の気持ちを考える
凄く基本的なことですが、これも相手の気持ちを考え分析することだと思います。
相手の気持ちを考えるということは訓練だと思います。
周りの話を聞いていると思うのですが
断片的な話を聞いてスバっとアドバイスしてくる人は本当に信用できません。
クイズか何かと勘違いしているのではないかと思うことすらあります。
しかし、そのような人があふれているのが現状です。
ぼくは常に考え、分析し相手の本質に迫ることを呼吸するように自然にやっていくことができるよう日々訓練していきます。
相手の気持ちを考えるということは非常に深いので、また考察したことをここに残していきたいと思います。