ぼくとあなたにカメラがある生活
こんにちは。片山史哉です。
今回この記事を書くことになったのは
#カメラのたのしみ方
という企画を見たことがきっかけでした。
実はここ半年くらいでカメラとの付き合い方が大きく変わったからです。
カメラとの出会い
いま思えば専門的な知識はないもののカメラ大好きっ子でした。
中学生の頃からインスタントカメラは常にカバンの中に入っており、いつでも写真を撮って思い出に残していました。
デジタルカメラに出会ったのは大学卒業の頃でしたが、そのころにはお出かけグッズとして、
財布、ケータイ、デジカメの3つは必需品でした。
大人になり漠然と「いいカメラがほしい」となったのは2013年、子どもが生まれる頃でした。
それまでは画質や明るさなどそこまでこだわりはありませんでした。
とはいえ、何がいいか、相場等わからず電機屋に行き、何十万という予算もなかったため、購入したのはミラーレス一眼の「Canon EOS M」でした。シリーズ化されて今はM6とかまであるのかな。
これがいまでもぼくの愛用のカメラです。
Canon EOS M との倦怠期
このカメラを購入した理由は
子どもをきれいに撮って残してあげたい
という気持ちからでした。
長女が生まれて写真を撮るときはスマホではなくこのカメラで撮影をすることが多かったです。
1年ほど経ったころから、子どもよく動き、抱っこしなくてはならなかったりして写真を撮るためにカメラを持ち出すという習慣がなくなってきました。
そのうち次女が生まれ、大きな行事以外ではカメラを持ち出すことはなくなりました。
EOS Mとぼくの転機
2013年にEOS Mを購入してから6年が経った2019年
ぼくは友達の仕事の手伝いでブログを書き記事入れをしていました。
フリーランスとしてウェブデザイナーをしている彼に
これからフリーランスになるなら。
と投げかけた時に「動画編集でしょ」
と言われました。
ぼくは友達の結婚式の動画を作ったり、自分の結婚式の紹介VTRを作ったりと動画編集に関して、スキルは別として好きな方でした。
これを機にぼくは動画編集をやってみようと思いました。
正直、6年前に買ったミラーレス一眼なんていい映像は撮れないんだろうな・・・と思っていました。
しかし、カメラというのはそのカメラやレンズによって二つとない映像が作れることに気づかされました。
アングル、色味、画角、フォーカスなど映像は撮った人の性格やセンス、好きが現れるのです。
EOS Mを最大限に生かす
EOS MはAPS-CでフルHDの30fpsまで撮影が可能です。
同じAPS-Cのミラーレス一眼でもいまは120fpsが撮れたり、瞳フォーカスという優秀なオートフォーカスが搭載されたカメラがあります。
一度はこのタイミングで買い替えも考えました。
しかし、ぼくがEOS Mの動画と付き合い始めてからまだ1年も経っていません。ぼくはこのEOS Mでもっともっといろんな表現ができると信じ、最大限できる表現をしてみようと決めました。
お気に入りの使い方
ぼくはEOS Mとキットレンズしか持っていないため、ほとんどの機会で18-55mmのレンズを使用していました。
もう一つ、マクロレンズ(パンケーキレンズ)というのが付いていたのですが6年間出すことはありませんでした。
このレンズを出してから映像の幅が広がりかなり楽しくなってきました。
正直、フォーカスはすぐに外れるし、映像を撮るのにかなり安定しません。
しかし、細かな映像を音楽に合わせて作るシネマティックな表現をする時には素敵なボケ感を演出してくれます。
このレンズはF2で明るさも十分で、かなり寄って撮れるのでレンズの印象をはるかに超えるダイナミックさが出せます。
インプットからアウトプット
まだ数カ月ですが、Premiere proを使って動画編集をしています。
これまでVideoStudioを使っていて割と満足していましたが、Premiere proの無限大の可能性に感動しています。
YouTubeでもチュートリアル動画を出している方が多く無料で勉強ができます。
スキル向上のためにはアウトプットは重要になります。
ぼくはYoutubeチャンネルを作り、少しずつ作品を出すことにしました。
それを周りの人に言うと「すごい!稼げるの?」と言われます。
しかし、YouTubeで収益を生むなんてことは超が付くほどのラッキーが重ならないと個人では難しいです。
そもそも、YouTubeで稼ごうとは全く思っていません。
ぼくのチャンネルは、ぼくの好きなことをシェアしたり、どんな編集ができるということを知ってもらったりするためにアウトプットしています。
つまり、TwitterやFacebook、InstagramのようなSNSの発信と変わらない感覚で発信しているのです。
EOS Mとぼくの未来
ぼくの映像制作の技術はまだまだ素人までたどり着くか着かないかくらいのところです。
今後も撮影でEOS Mを使っていきますが、欲しいカメラがあります。
もし、新しいカメラを買うことになったらEOS Mはサブ機的な役割になってくると思います。
しかし、EOS Mはコンパクトで持ち運びも気軽にできます。
お気に入りのパンケーキレンズもありますし、まだまだ活躍してくれそうです。
そして、子どもも少し写真に興味があるようなので、一緒に撮ってみたり、手入れをしたりして楽しめることを期待しています。