残りの人生は、アンパンマンとして生きることに決めている。
今どきそんな自己犠牲的な生き方無いだろって
馬鹿にされてもなんでもいいんだ。
やっぱり自分の子どもたちに対してはね、
残りの人生アンパンマンのような母で居ようと決めたんだ。
アンパンマンって、よくよく考えてみるとグロテスクだけど、自分の顔ちぎって(笑)
困ってる人とか、お腹空いてる人に食べさせたりして
わたしは人間が出来てないから、
あらゆる人に対してそうするのは難しいと思うんだけど、
せめて自分の子どもたちに対しては、
最期までアンパンマンで居たいと思う。
わたしの母はね、天然というか悪気はないのかもしれないけど、
わたしが何か食べてると
「美味しそうだね、それコレと取り替えて!」
とかいう、自分の気持ち中心の人だった。
で、
そういう人が最終的にどうなるか見てきてしまってるからこそ、
わたしは母と違う人生に向かって舵を取ってきたつもりなんだけど、
この進路で本当に合ってるのかなあって
ときどき不安になったりする。
まあ、子どもたちが、昔のわたしよりは幸せそうだから、まんざら間違ってもいないのかな?
正解はどこにあるのか、難しいね。。
でもね、
ああ、うちの母さんって
アンパンマンだったんだなって(笑)
わたしが死んでからでも、気づいてくれたら
母をやらせてもらった意味があったというものです。
最近はもう、何にもいらないや。
あの子たちが幸せになるなら。
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