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過去に縋り付いている。
私が大好きだったコミュニティの形はもう戻ってこないのだと、遂に言葉に出して気がついてしまった。
なんとか楽しそうに、私が楽しかった頃のようにやっていたら、いつかそれが伝わって、少しずつ戻っていくんじゃないかってそう思っていたけど、きっとその時はもう戻ってこない。
だって、人も違う、環境も違う。
変わらないのは学校であるってことと、顧問くらいだ。
しかたないことのはずだけど、言葉に出してしまって、今までなんで気がつかなかったんだろうって思ったけど、しんどいなって思ってしまって悲しくなる。
規模も違うから、みんながみんな好きでいてくれるわけではない。
なんとなく活動を続けている人の方がきっと多い。
それを、あんまり好きでいてくれなくて、熱量がなくて、頑張ろうって思ってもらえないのはなんでだろうってずっとずっと考えていて、どうにかしたいなって思って、動いてきたけど、大枠がもう仕方ないんだって気がついてしまった。
もう、私がどこまでも頑張ったところで、個人の気持ちの向きを変えることはできない。
がんばろうとおもって過干渉になればなるほど、干渉度合いと感じる変化が見合わなくて、私が削られていくだけだ。
口を出しすぎているんじゃないかってずっと思っていた。でも、少しでも良くなるなら関わっていたいって思っていた。
でも、あんまり意味ないかもしれない。
いや、意味もあるのかもしれない。でも、ここ半年以上、私の熱量で人が変わったかと言われると、そうではないように感じる。
きっと、私は下の子からみたらとても関わりにくい。立場が揃っていない。揃えたいけど、揃えられていなかった。
好きすぎる場所だから、私の好きな場所であってほしいから、できる限り最後まで関わっていたいと思っていたから。その気持ちはきっと大きな足枷になっていたのだと思う。
変わるもんは変わる。
私の好きだった時間はもう戻ってこない。
受け入れるしかない。
今の居場所が嫌いなわけではない。でも、過去に縋り付いて、理想を持ってしまっていたから、今に不満が生まれてしまっていた。
文句も言ったし、愚痴も言った。
それで居心地が悪いと感じている人もいた。
みんなに好きな場所だと思ってもらいたい。
その気持ちは変わらないけど、中にいる人がその場所をどう捉えるかを私は変えられない。
どんなに先輩に相談しても、後輩にアドバイスしても、私だけの場所ではないから、もう引いていかなければいけないんだ、だって、私はいなくなる時間のカウントダウンの方が近いんだ。
大好きだから、考えてしまう。
でも、大好きでもどうにもならないことばかりだ。
諦めることは好きじゃない、他に道がもっとたくさんあるよって思う。
もっと頑張り続けるって道もあるけど、潮時なんだろう。
すごくしんどい、かなしい、でも場所を作る主役ではない。
気持ちを整理するべきだ。
仕方がないことだ。
通っていた高校に訪れたところで、あの青い時間が再現されるわけではない。
好きな人をずっと同じ熱量で好きでいられることなんかなかなかない。
割り切らなきゃいけない。
悪い癖だ。過去に縋り付いてしまう。