F&Pの代名詞 「ホットスムージー」 のまとめ
F&Pの代名詞といえば・・・「ホットスムージー」!
F&Pのスムージーは、「ホット」でもおいしく楽しめます!
と思われますよね?
2013年、F&Pの1号店オープンに合わせて HOT SMOOTHIES ™️ (ホットスムージー) は開発されました。
まるでスープのようなアツアツの飲みごこち。野菜や果物、素材の味をそのままに。
F&Pが先駆けとなって提案したホットスムージーはまたたく間に話題となり、数々のメディアでご紹介をいただきました。
ヒット商品となったホットスムージーは、もはや私たちの代名詞的存在となっています。
F&Pは、ホットスムージーの元祖でありパイオニアです。
※一部のパートナーショップでは対応していない場合があります。詳しくは各店のメニュー表をご確認ください。
ホットスムージー、開発の経緯
「スムージーの専門店を、日本でやる」というときに、
「日本には四季がある」という気候特性や、そもそも「日本人は、体が冷えることが気になる」という嗜好性を考慮しないといけません。
スムージーには、どうしても「冷たい飲みもの」というイメージが強くありますので、その課題を払拭する試みが必要でした。
そこで、「スムージーは冷たいもの」という固定観念から逆転の発想で、
「温かいスムージーがあってもいいんじゃないか」というところから開発がスタートしました。
よく、「ホットスムージーって、海外でもあるんですか?」と聞かれるのですが、温かいスムージーはあまり海外でも見かけられません。
その意味では、日本の嗜好性に合わせて日本で独自に開発されたイノベーションです。
(スムージービジネスを、海外ブランドの日本上陸展開という形ではなく、日本独自のブランドとして立ち上げることを選んだのにはここに理由があります)
当時、日本でも海外でも、ホットのスムージーを提供しているお店は見当たりませんでしたので、まったくゼロからのコンセプトづくりになりました。
栄養士のメンバーが中心になった開発チームでは、薬膳の先生と意見交換をしたりしながら、「温かいスムージー」のあるべき姿を思い描いていきました。
そしてホットならではの、ホットと相性のいい食材を選定し、試作開発を行なっていきます。
野菜や果物には加熱すると風味が変わるものがあるので、塩などの調味料を加えなくても成り立つような配合を生み出すために、試行錯誤を繰り返していきました。
ホットスムージー、からだにうれしい効果!
ホットスムージーの大きなメリットとして、体を温めることができるということが挙げられます。
からだを温めることには、そもそもささまざまなうれしい効果を期待しますよね。
また、野菜や果物に含まれる栄養素には、ホットと非常に相性の良いものがあるんです。
フィトケミカル
ポリフェノール: 熱に強い
カロテン: 温めると吸収が高まる
ペクチン: 温めると含有量が増える
このような「フィトケミカル」 と呼ばれる栄養成分は、熱と相性が良いことでも知られています。
フィトケミカルは、主に野菜や果物に含まれる植物由来の機能性成分です。
数千種類もあるとも言われ、抗酸化作用があり、摂取すると体にさまざまな健康に対する有用性が得られることが確認されているため、第7の栄養素とも言われ注目されています。
野菜や果物が「母なる自然からの贈り物」と言われるのは、まさにこのフィトケミカルのおかげです!
薬膳と温活
薬膳の世界では、「体を温める食材」とされる食材は「温性」「熱性」として分類されています。
カボチャ、ニンジン、ショウガ、くるみなどは「温性」、
また、シナモンなどは「熱性」です。
一方で「体を冷やす」と言われる、緑野菜・葉野菜なども、加熱することで冷やす作用が弱まるとされるので、温活の上手な人は「温性」の食材とうまく組み合わせながら取り入れています。
赤カブによく似た真っ赤な健康野菜・ビーツにも、血流を促進させると言われますが、近年の研究では冷え性の改善効果も発表されています。
(参考:北海道大学 2022年10月発表「赤ビーツが冷えた手指を早く温める 〜末梢部の血流促進と冷え改善への活用に期待〜」)
野菜・果物を上手に取り入れて付き合っていくことで、からだを冷やさず温活にも取り組むことができますね!
ホットスムージーでからだを内側から温めながら、栄養もきちんと補給できますよ。
ホットスムージーのつくりかた
ホットスムージーのつくりかたは、普通のスムージーとほぼ同じ。
「ブレンダーを使って、果物や野菜を攪拌する」というところは全く変わりません。
ただ1つ、「温める」工程が増えるだけです。
できあがってきたスムージーからは、もわっと湯気が立ち上がります!
ホットスムージー、気になるお味は?
ホットのスムージーなんて、最初はちょっと想像できないかもしれません。
ホットスムージーのフレーバー (テイストとテクスチャ) を表現するのには、いくつかのパターンがありそうです。
と言ったように、
まったくの新感覚! というよりは、あなたが今までに体験したことのあるものに近いと思います!
実際にホットスムージーを試される方々からは
と、いったコメントをいただいています。
ホットスムージー、どれがおすすめなの?
ホットスムージーが初めてだけど、どんなものか試してみたい!
どれがおすすめなの?
という方にぜひおすすめしたいのが、
アップルジンジャー (HOT変更) + シナモンパウダー
これは、かつてホットスムージーがメディアを席巻した際に大ヒットした、「アップルシナモン」の復刻コンビです。
今では、シナモンパウダーは「ブースター」としてオプションメニューになってしまったため、
アップルジンジャーのスタイルをHOTに変更した上で、ブースターのシナモンパウダーをオプション追加することで再現ができます。
アツアツのアップルパイのような香ばしい香り立ちに、
ピリッとしたしょうががアクセントで効いています!
ひいた風邪も治ってしまいそうな、とろとろしたすりおろしりんごのような口当たり。
飲んでいる途中でもう、からだがぽかぽか温まっていくのがわかりますよ!
さらに、こちらも同じく、ホットスムージー入門者に超おすすめ。
パンプキンキャロット (HOT変更) + シナモンパウダー
スピナッチキャロット (HOT変更) + ジンジャーパウダー
ポタージュのようにまったりとして、しっかり緑黄色野菜を摂りながらからだを温めることができます。
これらは、ぜひ試してほしいです!
ホットスムージー、メディアの反応
F&P1号店のオープンを、センセーショナルなものにしたいと考えていた創業メンバーは、「ホットスムージー」をオープンニングの目玉として位置付けて各方面メディアに発表をしました。
「スムージー」という言葉は、日本で当時はまだそれほど認知率は高くありませんでしたが、ちょうど一部のメディアをはじめ美容や健康に関心の高い人たちの間で「グリーンスムージー」が話題になっていた頃。
そこに、F&Pが出した1本のプレスリリースによって、
「ホットのスムージーを出す店があるらしい」とざわざわとウワサが広がり、
新聞、女性誌・テレビ局と一気に広まっていって、数々のメディアに取材に来ていただきました。
その数は、最初の半年で40回以上にもなります。
「ホットスムージー」はまたたく間に注目の的となり、
各種の番組企画でも取り入れられました。
あるときメンバーは、
汐留のテレビ局に、りんごとしょうがとブレンダーを担いで早朝4:00入り。
朝の情報番組にお邪魔して出演者の方々にホットスムージーを振る舞い、
またあるときは、
六本木ヒルズのラジオ局に呼んでいただいて、「最近街でウワサのホットスムージー」についてしゃべる機会をいただき、
また別のときは、
新春ドラマの差し入れのために、出演者の方々がお店にオリジナルホットスムージーを作りに来て、八王子のロケ地まで一緒にロケバスでご一緒させていただいたこともありました。
「ホットスムージー」を通して、いろんな番組制作に関わってお役に立てたことは、F&Pにとっても良い機会になりました。
ホットスムージーの歩み
今では全17種類のスムージーが、おいしく HOTでも楽しめるんですが、
最初は「HOT SMOOTHIES ™️」という5種類ほどのラインナップで始まったカテゴリーでした。
つまり、「ホットは、ホット専用の商品だけがホット」だったんです。
初期ラインナップは、
そしてその後、
などの新作が登場しつつ「HOT SMOOTHIES ™️」ラインナップは何度か変遷をくりかえし・・・
などのスーパーフードが加わったメニューが開発されたり・・・
などの季節限定シーズナル商品が発表されたり・・・
などが登場して、次第に現在のラインナップに近づき・・・
その後、レシピやオペレーションの開発を重ねた結果、
2021年10月から、いよいよすべての CLASSIC SMOOTHIES, VEGGIE SMOOTHIES が「HOTスタイル」に対応しました。
これによって、HOT SMOOTHIES ™️ というカテゴリーはなくなりましたが、ホットで楽しめるスムージーの数は17種類に増えました!
現在ラインナップされているスムージー商品の中で、もともとホットスムージーとして開発されたのは、
の3つです!
また、オンライン限定となっている
の2種についても、紫芋・ビーツ・かぼちゃなどの緑黄色野菜を使っていて、どちらかというとホットとの相性が非常に重視されて開発された商品です。
ホットスムージー、生活への取り入れかた
ホットスムージーを、どのように生活に取り入れたらいい?
普段おうちで自分でスムージーづくりをされている方でも、寒い季節はなかなか続けられない、というお話を良く聞きます。
そんなときに、「少し温める」ということをやれば、効果的に野菜や果物のある生活を、年間通して続けることができます。
ライフスタイルの中に取り入れるためには「無理がないこと」がまず1番。
そのために、わざわざそれに合う食材を買わなくてはいけない、こういう調理法でないといけない、といったような決まりはありませんし、
作る面倒や、まずいものを飲まなくてはいけない、と我慢することもありません。
それぞれの自由な発想で自分に合ったスムージーを楽しんで頂きたいです!
ホットスムージー、おうちでのつくりかた
ここまでお店で親しまれているホットスムージーについて紹介してきましたが、
そんな専門店ならではのクリエーションは、「F&Pスムージーキット™️」を使えば、おうちでもかんたんに楽しむことができますよ!
HOT SMOOTHIES ™️ をおうちでも楽しみたい方は・・・
F&Pスムージーキット™️ を使って、スムージーをいつも通りに完成させたのち、耐熱カップに移して電子レンジで加熱して仕上げてください!
600W 3分30秒〜3分40秒程度が目安です。
できあがりの量によっても変化するので、噴きこぼれに注意して、表面の様子を見ながらお好みの温度に調整してください。
これで、アツアツのホットスムージーが毎日おうちで楽しめます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?