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肌荒れが気になるときに食べるといい食べ物とは?



肌荒れに良い食べ物とNGな食べ物


季節の変わり目になると、毎回肌やカラダの不調や変化を感じる…という方も多くいらっしゃるかと思います。

特に今の時期はマスクを着用する機会も多いため、いつもと比べてさらに肌荒れが気になるという方も少なくないのでは?

そこで今回は肌荒れ改善にいい食品と、肌荒れを悪化させるNG食品についてご紹介していきます!




季節の変わり目に起こる肌荒れ


冬から春、夏から秋などの季節の変わり目に起こりやすい肌荒れ。
この時期は昼と夜との寒暖差が大きかったり、湿度に変化があったりするため自律神経やホルモンバランスが乱れ、肌やカラダに不調やゆらぎを感じやすいと言われています。

特に春は花粉や黄砂、PM2.5などの飛来量も増え、さらにこれらを防ぐためにマスクを着用する時間も増えることから、いつもよりも肌荒れが気になりますよね。

肌荒れ改善のためには睡眠や入浴、規則正しい生活などで自律神経を整えることのほか、スキンケアなどが大切になってきますが、同じように食生活や食べ物も大切になってきます。

特にビタミン類やタンパク質、食物繊維が鍵となってきますので、ぜひこれらを意識して取り入れるようにしてくださいね!




肌荒れ改善にいい食品


肌荒れ改善には、ビタミン類やタンパク質、食物繊維等がおすすめ。中でも特におすすめな栄養素とその理由について詳しく解説します。



1.ビタミンA

目や皮膚粘膜の健康を保つほか、抗酸化作用により皮膚の老化を防ぐ働きをもち、レバー、うなぎ、卵黄、モロヘイヤ、ほうれん草、にんじんなどに多く含まれています。

※野菜に含まれるのはプロビタミンAと呼ばれる成分で、体内でビタミンAに変換されて働きます。


2.ビタミンB2

糖質・タンパク質・脂質代謝のほか、細胞の新陳代謝を助け、皮膚や髪、粘膜などの再生や健康を保つ働きをもちます。豚肉、レバー、卵、アーモンド、モロヘイヤ、ブロッコリーなどに多く含まれています。



3.ビタミンB6

タンパク質・脂質代謝のほか、皮膚の抵抗力のアップ、ホルモンバランスを整える働きをもっています。まぐろ、鶏肉、かつお、にんにく、ピスタチオ、ごま、玄米などに多く含まれています。



4.ビタミンC

コラーゲンの合成を助けて肌のハリ感を保つほか、メラニンの生成を抑えて肌の透明感を守る働きや抗酸化作用により皮膚の老化を防ぐ働きをもっています。果物では、特に柑橘類やいちご、アセロラ、キウイフルーツなど。野菜では、赤・黄ピーマン、ブロッコリー、ゴーヤーなどに多く含まれています。



5.ビタミンE

抗酸化作用により皮膚の老化を防ぐ働きをもち、アーモンド、ヘーゼルナッツ、モロヘイヤ、かぼちゃ、ほうれん草、豆乳などに多く含まれています。



6.タンパク質

筋肉、皮膚、髪、血液といった人間のあらゆる組織を構成する成分で、不足により免疫機能や皮膚の抵抗力などが低下します。動物性食品(牛肉、鶏肉、豚肉、魚介類、卵、牛乳・乳製品など)、大豆・大豆製品などに多く含まれています。



7.食物繊維

腸内環境を整えて老廃物を体外へ排出するのを助けることで、ニキビや肌荒れの発生を抑える働きが期待されます。果物、きのこ類、ごぼう、モロヘイヤ、にんじん、豆類、海藻類に多く含まれています。

※腸内環境を整えるには、発酵食品とオリゴ糖も一緒に摂ることが望ましいです。そのため、納豆+モロヘイヤやヨーグルト+果物、きのこの味噌汁など、組み合わせて食べるのがおすすめです。




肌荒れを悪化させるNG食品


上記では肌荒れ改善にいい食品を紹介しましたが、反対に肌荒れを悪化させやすい食品もあります。

1つ目は揚げ物やジャンクフード、お菓子など。
これらは脂質の含有量が高いため、皮脂の分泌量が促進されることでニキビや肌荒れを生じさせやすくします。
また脂質は酸化しやすいことから肌の老化を早める可能性もあるため、大切な栄養素ではありますが摂りすぎには注意をしていきましょう。


2つ目は小麦製品。
小麦製品は、小麦粉と水をこねてグルテンというタンパク質の組織を作ることでパンやピザ、うどんなどの食品に変化しますが、このグルテンには腸を傷つけて腸内環境を悪化させることがあると言われています。
腸内環境の悪化は肌荒れの悪化にも繋がりやすいため、季節の変わり目には小麦製品を控えることが良いかもしれません。



これらの食品は「完全に断つ!」のではなく、例えば毎朝食べていた菓子パンを週3日はおにぎりに、間食に選んでいたお菓子は果物に、外食の際は揚げ物を選びすぎないなどにすることで、食事の楽しみは維持しつつ気をつけていきましょう。



参考資料
https://www.yuskin.co.jp/hadaiku/detail.html?pdid=68
https://yourkins.com/shop/information/k004
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/index.html



By Arisa Nishime
沖縄出身・管理栄養士/ライター

趣味は美味しいものを食べることと、運動すること!
「美味しいもので健康に」をモットーに、FICO & POMUM のスムージーに含まれる栄養成分やカラダの調子に合わせたスムージーの選び方などをわかりやすくご紹介していきます




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