眠ることは難しい。

 枕元に本が5冊積んである。
大抵読むのは1冊なのに、なぜ本を積んでしまうのか疑問である。
眠ると朝には大抵本の山が崩れている。
寝ている間に崩しているのだと思う。
最近発見したことは、本を縦向きに積み上げるのではなく、横向きに積み上げるといつもより崩れにくいということ。

今回は眠れなかった。朝まで起きていた。『推しの子』をリアルタイムで観て、面白くて、余韻が長引いていたのかもしれない。

眠ることは難しい。

眠ろうとすると、静かになる時間だからか、あれもこれもできるのではないかと思ってしまう。だから本を読み、1日を振り返り、余韻にも浸れる。でも、寝ている間に得られることは多いから、眠ろうと思う。
学生時代に、夏休みの宿題を溜め込んで、1週間徹夜して終わらせようとしていたことを思い出した。
結局、徹夜していたら1週間もかからずに終わったという記憶がある。


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