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34.オンラインハラスメント(6)


誹謗中傷する人

ネットで誹謗中傷の被害を受ける人は、有名人だけでなく、一般の企業、ブロガー、SNSにコメントをした人、さらにはSNSさえしていない一般人の場合もあります。SNSが発達する以前は、政治家、スポーツ選手、文化人、芸能人、皇族など限定的でした。

誹謗中傷をする人には、大きく分けて三通りあります。
1.その人を攻撃しようという目的があり、中傷すれば利益になる。
  • ターゲットにされた人の地位、恋人、名声などを奪いたい個人

  • 政治や宗教団体・企業スパイ・反日などの組織的工作。

  • その個人や組織に雇われて中傷するバイト工作員

2.ターゲットを選んでいるわけではなく、
誰彼構わず嘲笑・中傷が楽しい人。
  • 反社会性・自己愛性・サイコパスなど人格に障害が疑われる人。

  • ネット弁慶としてストレス発散している普通の社会人。

3.知恵がなく、偽情報にだまされやすく、
強く発言する人につられて中傷する人。
  • 事実を調べず、思い込みが激しく、叩くことで自分が正義だと思っている人。

  • 世論に流されて、大勢の意見に従うだけの事なかれ主義者

  • 現実社会で友達が少なく、ネットで誰かとつながっていたい人


攻撃されている人へ

あなたは気づいていないかもしれないけれど、あなたには素晴らしい価値があります。あなたの笑顔、体格、知能、性格、家柄、恋人、持ち物、金銭、学歴、職歴、霊格など、何かが攻撃者の興味を引いたと思われます。
だから、冷静になり、自信を持って、あなたの価値を保ちましょう。

3つのフィルターに全て合格しているか見てみましょう。

  1. あなたが事実を述べているのと同様に、相手に嘘や誇張は含まれていないか?

  2. あなたの意図が善であるのと同様に、相手の意図も善であるか?

  3. あなたが社会的に調和した生き方をしているのと同様に、相手も社会を良くしようとしているか?

もしあなたに直すべき箇所があるのなら、直し、
反省すべき点は反省してください。
しかし、あなたが真であり、善であり、社会調和であるなら、
何もあなたに恥ずべきことはありません。

もし仮に、あなたが友達に送った以前のメッセージや写真がさらされていたとします。しかし、
1.友達に送ったメッセージや写真は、その友達一人だけに送ったものであり、他の人に見せるものはないため、相手が不正を働いているということ。
2。相手はあなたを貶める目的であり、善ではない。
3.相手のそんな行為は、社会で罰せられるもの


性的な中傷を受けている場合

もし、それが性的な内容を含む場合は、先生や上司やサイトの管理人だけでなく、弁護士や警察にも訴えることをお勧めします。なぜなら、発信者開示、削除命令、賠償金を求めることもできるからです。
そして、あなたがどんなに苦しんでいても、あなたには何も恥ずべきことはなく、相手が恥ずべきことだと知ってください。

なぜなら、人は皆、男と女から生まれています。
どんな人種であろうと、体のつくりは同じです。

男性はみな同じ男性体であり、女性は皆同じ女性体なのです。
だから、たとえ、誰かの裸の写真が拡散されたとしても、拡散した人の体、あるいはその人の恋人の体、その人の親の体を拡散したことと同じなのです。世界中の人の目に触れたとしても、体はみんな同じなのです。
だから、そのことをもとに希死念慮を持たないようにしてください。

もう一つ知ってもらいたいことは、心理学的にいうと、自分に自信がない部分がある人は、他人の同じ部分を攻撃します。

だからこそ、人を笑いものにしないと、自分のコンプレックスが苦しくてたまらないという証明です。自分の性的魅力に満足している人は、他人の性的魅力を貶める必要はありません。

しかし、性的魅力に自信がない人ほど、他人を性的に貶めようとします。

誹謗中傷する人のデータを観察する

次は、組織的に、インフルエンサー、有名人、企業、公人などを中傷している人たちを見てみましょう。公式ニュースに対して、組織的に中傷している場合、

  • 膨大な数の工作員がいる。

  • 時間帯にかかわらず短時間で視聴者数が上がりいいねの数も膨大になる。

  • 違うアカウントの人が、別の中傷アカウントと同じような文体で同じような中傷コメントを書いているので、同一人物かもしれない。

  • 中傷コメントを残す人のアカウントを見ると、他の動画や記事にも、同じような中傷コメントを書いている

  • 中傷的動画・記事・コメントを執拗に発信している人は、逆に、対照的なものを極端にほめていて、明らかに故意に一方だけを貶めている

  • 複数のアカウントが、仲間内で作ったようなあだ名や造語を使っている。

  • まともなコメントが少し増えると、急に複数の工作員が増え、攻撃をかける。

  • 複数のアカウントから、AIで作ったような同じ動画がたくさん並ぶことも。


  • 間違っている情報を垂れ流すが、事実としての証明ができない。

  • 歪曲された事実、憶測、罵詈雑言が並ぶ。

  • 事実に基づいて書かれたコメントに対し、一斉に工作員が攻撃をする。


  • 日本語が不自然なこともある。

  • 日本語が流暢でも、日本の文化や歴史や基本知識などに無知なこともある。

  • 不自然な中傷動画の後にくるお勧め動画は、中国やロシアなど外国のもののときがある。

こういう攻撃により、良識がある人たちが動画や記事にコメントを残さなくなるため、中立的なニュースのコメント欄には、工作員の誹謗中傷であふれかえります。

そして、攻撃する側は、その中傷コメントを論拠として、
新たな中傷動画や中傷記事を発信しています。

有名人への攻撃のまとめ

  • 中傷している人がもとにしているのは、工作員が作り上げた中傷コメントや中傷動画、中傷記事であり、中立的なニュースソースではない。

  • 不自然に、誰か/製品/企業を崇拝し、別の人/別の製品/別の企業を中傷する人は、工作員の可能性が高い。

  • AIを使って、中傷記事、中傷動画、中傷コメントを作っている可能性がある。

  • 同一の人が複数アカウントから、工作員として中傷している。

  • 視聴回数や、いいねの数は、偽造可能。

  • 組織的な中傷工作人には、誰かがお金を払っている可能性がある。

  • 日本の組織だけでなく、海外の勢力が扇動している可能性がある。

  • 中傷に対して、警察や弁護士に訴えないと、間違った情報が拡散され、世論がゆがむ。

  • 加工された写真や動画、音声を加工したものもある。

中傷コメントや中傷動画は、ねじまげてつくられているのであり、工作された中傷内容を、本当の世論や評価と受け取らないようにしましょう。 そして、媒体への削除申請、警察や弁護士と連携し、損害賠償請求(企業の損害なら、一人当たり百万円、個人の損害なら一人当たり50万円程度まで請求可)を行ってください。

また、傍観者の立場としては、
週刊誌レベルの記事を信用しないことが大事で、
さらには、自分で他の公式ニュースと見比べてみることです。

今日の宿題 DAY 6

自分がされて嫌なことは他人にしない、他人にしたことは還ってくることの学びの練習です。
AさんがBさんに出したメッセージを、Bさんが勝手に、クラスの裏アカウントに投稿したとします。

Bさん「Aさんってあなたのことを好きなんだって。無理。笑えるでしょ。」
あなた「人のメッセージを転送したらいけないよ。人権侵害だよ
Bさん「何まじめなこと言ってんの。ブスなAが人気者のあなたを好きって笑える」
あなた「いや、そんなことするあなたの方がおかしいよ。人をブスと言ったり、人のメッセージを拡散する方が人間的に終わってる

ここで、誰かが先生に相談すれば、BさんはAさんへの謝罪のほか、メッセージを保持していた人たちは消去させられます。そのSNSのサイトからアカウント停止を受ける場合もあります。学校処分としては、内申書に記入で済むこともありますが、停学になることさえあります。または、大きく法に触れる場合は警察に通報され、罪に問われます。

拡散されたものが、誰か個人に保管されている可能性はありえますが、大きな拡散は防げると同時に、自由には責任が伴うことを皆が学習するわけです。
たとえ、拡散者が罰を受けなかったとしても、因果は必ずその人に還ります
住みやすい社会にするためには、一人一人が正しく行動することが大事です。

追記

これは、私のブログからの転載です。

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心の癒し
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