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「転職エージェントから案内された求人の秘密」
この話しは今回noteを始めようと思ったキッカケの一つです
転職エージェントは数千〜数万の求人情報を保有している事が多い。
しかしその中で案内される求人は極々僅かである
その理由は「内定が出やすい求人は決まっているから」である
もちろん、内定が出やすい求人でしか実際に転職(就職)が叶わない求職者も多々いるので、一概には否定出来ないが、この業界にきて歪みを感じているのは以下のケースだ
「とりあえず全員に〇〇〇〇の求人を案内しろ」
このような人材紹介企業のマネジメント層は多く存在する
理由は簡単だ
1.有効求人倍率が高い
2.人手不足業種の為フィーが高い
上記を簡単に言うと、内定が出やすくて報酬もいいという事だ
ただそれは、求職者の適正や希望を判断しキャリア構築を支援するビジネスとは程遠い
もちろん、「完全未経験で高待遇の法人営業がやりたい」「高年収の事務職がやりたい」等の、現実的でない希望をお持ちの求職者には、市場価値を上げる為の第一歩としての求人を提案していく必要はあるが、
それは
「とりあえず全員に〇〇〇〇の求人を案内しろ」
という事では決してない
求職者の方と面談している際に、
「前のエージェントから〇〇〇〇の求人を案内されましたが、どんな仕事なんでしょうか?」と相談される事が非常に多い
もちろんその方のキャリアや、叶えたい事に重なっているケースもあるが、大体は無理矢理選考に進んでいる
正直な話し、私は善人というキャラでも無いので、これでずっとビジネスが続くならnoteを始める事も無かったが、このやり方は以下の大きな問題が発生する
1.短期離職による企業の人材確保安定性の低下
2.短期離職による求職者の転職難
まさに1.2は本来人材紹介エージェントが解決する課題の筈が、原因の根本になっている
このビジネスが長く続く筈がないと感じ今回、長々と書かせていただきました
私は、綺麗事ではなくこのビジネスを継続させる手段として、求職者のキャリアに沿ったプランを適正な偏差値の求人で叶えられる、エージェントで居たいと考えています
※特定の情報を避ける為に一部フィクションです