よろず屋の大学職員〜押印で腱鞘炎と突然の警察訪問〜
・自己紹介
大学職員のファムです!
私立大学から国立大学に転職してから3年が経ち、
自分の業務整理のために、「大学職員の仕事」
を紹介していきたいと思います。
・押印で腱鞘炎
最初にご紹介するのは、私が私立大学で新人時代に経験した押印の仕事です。スポーツが盛んな大学で、毎年300名程度の新入生が入寮していました。
私は総務系の部署で法人印を管理していたのですが、入寮学生との賃貸借契約書を取り交わすため、印鑑を押す業務がありました。印鑑を押しても押しても終わらない作業で、最後の50枚になる頃には手首が痛くなっていました。
そんな時、理事長の秘書が現れ、「最悪だなあ」と心の中で思いました。この秘書は厳格な方で、印鑑が少しでも曲がっているとやり直しを命じられることもありました。丁寧にやっていたつもりでも、50枚近くやり直しをさせられたこともあり、手首が限界に達しました。
今も誰かが同じ作業をしているのかなと思うと、アイシングと手首のサポーターを用意したくなります。また、連続押印のコツがあれば教えていただけると嬉しいです。
でももうやりたくないですね(笑)。
ちなみに、これは労災になったんでしょうか?それを知っている方がいれば教えてください。
・突然の警察訪問
次に、新人時代に経験した突然の警察官の訪問についてお話しします。
ある日、制服姿の警察官が2人現れ、窓口で話を聞いてほしいと言いました。周りはざわざわしていて、珍しい状況だとすぐに気づきました。
誰も立ち上がらなかったので、私が新人ながら話を聞きに行きました。
私:「どのようなご用件でしょうか?」
警察官:「ある事件に関連して、目の前の県道を通る車を監視したいのです。」
「そのために、貴学の建物の屋上を使わせていただきたいのですが。」
私:「えっ、、、あ〜、、、はい、、、少々お待ちください。」
驚きつつも、以下の手順で対応しました。
1. 上司に相談して許可を得る(ついでに学長にも上司から報告)
2. 施設部と協力して屋上の鍵を借りる
3. 警察官を屋上に案内する
4. 建物を使用している部署に連絡する
5. 屋上が寒いため、ホカロンなどの寒さ対策を提供する(上司の指示です)
以上の業務を終えました。
いや〜正直、大学職員が警察と一緒に仕事するとは思ってもいませんでした。
・まとめ
この経験から、大学職員の仕事は本当に多岐にわたると学びました。
この仕事は対応力が求められるのだなと心底そう思いました。
どの部署や誰と連携すれば良いのかを把握するために、
自分の仕事以外にも目を向けることが重要で、
日頃のコミュニケーションを大切にしたいと思いました。
次はどんな業務について書こうかな。