まちがいさがしのセオリーを逸脱する
休職57日目です。
先日、久しぶりにサイゼリヤにいきました。
大人3人、子供1人でそれぞれ2品ずつピザやパスタやドリアを注文して会計2500円くらいでした。
安すぎますね。。
この値上げインフレ状態の世の中で唯一の救いかもしれません。
小さい子供がいる我が家としてはかなりありがたいですが、近所にあまりないのが辛いところです。
ただ本題はそこではなく、こちらです。
もうサイゼリヤ行った事のある皆さんならご存知かとは思いますが、難易度が鬼の様に高くて有名なまちがいさがしです。
サイゼリヤ行った時は、メニューを速攻で決めた息子と妻がすぐこれをやりだします。
毎回、今日は全て見つけるぞ!という意気込みを持って臨んでいますが、全部で10あるまちがいの内、大体6〜8個くらい間違いを見つけて注文した品が運ばれてきて断念。
答えが気になり過ぎて食べてる間もやろうとする息子を制止しながら食事。
食べ終わった後も息子がチャレンジ。その頃には妻がスマホで答えを探し始めますw
正直、私はまちがいさがしが仕事みたいな職種なので、初めからあまりやりたいと思わなかったですが、いざやってみると本当に難しい。
職業柄、あらゆるパッケージ・チラシ・本などの印刷物の色や文字や見当(色と色との重なりのズレ)には目がいくんですが、このまちがいを全部見つけようとするとなぜか疲れます。
だからまじまじと見ないようにしてしまいますね。(負け惜しみ)
しっかり見ても分からないんですがw
また、まちがいさがしのセオリーをうまく外しているのも難易度の高さのポイントになっていると思われます。
いくつかポイントを説明します。
Point①:敢えてまとまったところにまちがいを配置する
基本的にまちがいさがしは左右天地でバランスよく配置される事が多いです。
まちがいが10個あるとして、右半分にまちがいが8/10個あると、すぐに見つかってしまうリスクがあります。また偏りは全体のバランスが崩れてしまいゲームとしての娯楽性を損なってしまう恐れもあります。
だから一般的にまちがいさがしはまちがいのバランスを考える必要があるんですが、ここのは敢えて逆をいきます。
上半分に8/10個まちがいを配置したり、簡単なまちがいを配置した女の子に更に超難易度のまちがいを配置したりしてきます。
なので、バランスを取るという基本的なセオリーからの読みでは高難易度のまちがいに対応できません。
Point②:敢えてまちがいを文字の部分に持ってきたりする
まちがいさがしの基本はやはりその絵です。
ここにいるはずの動物がいないとか、この子の髪型が違うとか、服の色が違うとか、そういった絵柄部分にまちがいを置きます。
でもここでは違います。
「まちがいさがし」という題名であったり、「この絵の中にまちがいが10コあるよ」という説明分だったりにまちがいを配置してくる事があります。
これもセオリーからは逸脱していますね。
そんなとこにあるなんて卑怯じゃないかと言う人もいるかもしれません。(そんな人いないか)
これに関しては、あると分かってしまえばそこまで難しくはないですが。
Point③:線や絵柄の幅でまちがいを作る
先程も言った様に、まちがいさがしの基本は絵です。
その絵の中には光沢や遠近感を表す何本もの線が引かれています。
そういった線の本数であれば従来のまちがいさがしでもたまにありますが、線の本数ではなく線の長さを変えてきます。しかも微妙に。
あと、人と人との間の範囲であったり、物が乱立している中に幅を変えた箇所を作ってきます。気付いてしまえば違和感は感じられるんですが、気付けても「え?これなの?」という疑問が生じる程です。
幅が違ったり線が短かったりというのは、結構盲点で、実際に印刷会社でも発生するミスになります。(このまちがいさがしよりも格段に難易度が高いです)
あおり校正(重ね合わせて煽れば)ならこの手のまちがいは分かったりしますが、並べて見ている限り発見は難しいですね。
といった感じですかね。まちがいさがしの専門家の如く書いてしまいましたが、決して専門家ではありません。勝手な妄言だとご了承ください。
でもそろそろこの鬼畜まちがいさがしにも皆さん耐性が付き始めてきたと思うのでまた違う手で来るかもしれません。
そうなったら今のレベルでも頭を捻って悩む息子と妻が発狂してしまう事でしょう。
でも時間の潰し方としてはまんまと策にハマっている印象です。
サイゼリヤさんには是非ともまちがいさがしを存続してほしい。
できれば値段もそのままがいいですが、味やサービスの質を落としてしまうくらいなら価格を上げてそこを維持して欲しいと思います。
あくまでも個人的意見ですが。
ちなみにあのまちがいさがしはどれくらいの頻度で更新されているんですかね。季節かな。
とりあえず更新されたらまたいきたいですね。
最後になりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。