猫マタ折り返し日記38 バイクvino
ども、猫マタこと猫にマタタビです。
このnoteでは、Twitter婚をした私達夫婦の日常や、私の病気のことを記録しているものです。
四国に来たからには、いい景色沢山見せてあげないとね」
昨年の年末(令和3年12月)に初めて香川県に遊びに来た時から、夫はずっと私に同じ事を言い続けています。
私達がTwitter婚をしたきっかけは、LINEのビデオ通話を使って、ボディーメイクのオンラインレッスンを夫から受けていた事が始まりです。
いつもLINEで見せてくれた夫
オンラインレッスンなんて言うと大袈裟ですが、うつ病で家に引きこもっていた私の【生活リハビリ】的なアドバイスをしてもらっていました。
その頃の私は夫の事をアカウント名の「先生」って呼んでいました。
先生には「ネコ」と呼ばれていました。
先生は、授業の間の隙間時間にバイクでお出かけして出先からLINEのビデオ通話をしてきてくれます。
「ネコー食べたかーーーー？」
「ネコー食えーーーー！」
「ネコー飲めーーーー！」
「ネコー、此処は〇〇だよー。いいところでしょう。」
「風が気持ちいい。いい感じだよー」
海の景色や観光スポットに行き、
ライブで映像を見せる。
(外には素敵がいっぱいだよ)って言わんばかり。
車はペーパードライバーになっちゃいました
新潟での引きこもりライフは、家の中で携帯の画面と睨めっこ。
YouTube見て、Twitter見て、飽きてくるとTwitterのスペースに入る。
一日中です。風呂も食事も睡眠もそっちのけ。
Twitterスペースが仕事みたいになっていました。
今考えると怖いですよね。
でも、その時は一生懸命に社会交流しているつもりだったんです。
家の中で知らない人と話して会話の練習になるって思ってましたし、スペース内の揉め事も真剣に悩んでいました。
「ネコー、まだまだそこでそうしているの？」
「ネコー、そんなどうでもいいことで悩んでるの？」
「顔も本名も知らない他人の事で、いちいち振り回されないで！」
先生はTwitterスペース中毒で引きこもりライフが加速している私に、何度もブレーキをかけてくれたのです。
香川に来てからは、ずっと夫と過ごしています。
もちろん、TwitterやSNSで病むことも減りました。
物理的に彼の趣味や好きなものが身近にある環境です。
筋トレもしかり。バイクもしかり。
時々連れて行ってもらうバイク屋さん。
バイクの種類も全くわからなかったんです。
けれども、ジムに一緒に行くのに慣れてきたら、
夫と同じ趣味って素敵だなって思っちゃったんですね。
「よし！私、小型免許とる！」
奮起して車学に申し込む直前まで行ってみましたが、そもそも教習所の小型バイクの車高が高くて足が届きません(泣)
おい(꒪⌓꒪) 低身長すぎやろ‼︎
「大丈夫、妻、諦めないで」
夫は慰めるでもなく、励ますでもなく…そのあとも何度かバイク屋さんでバイクのウインドウショッピングをしながらデートしたり。
たどり着いたのは原チャリ。
「妻、可愛いね」
「妻、絶対似合うよ」
「妻、通勤はバイクの方が楽だと思うよ」
小型バイクと大型バイクのツーリングをイメージしていた私です。
ちょっとだけ残念な気持ちでしたが、今までずっと140cmの身長と折り合いをつけて生きてきました。
『これが私らしいのかな』
夫の「可愛い」という言葉で調子に乗った感もありますが、今日から原チャリに乗ることになりました。
新潟では、家から出ることが億劫で常に疲労感が半端なかった私。
自分の力で移動すること。
自分で考えて行動すること。
「こんなに人間らしいんだ‼︎」
全ては環境。環境が変われば行動は変わる。
年金暮らしには厳しい高額商品です。
天気が良くバイク人口の高い香川県に引越し(環境)
バイクが趣味の夫と暮らし(環境)
うつ病から逃れたいと生活を見直して(行動)
自分で行動範囲を広げたいと思う(考え方)
そして、バイクを買う(超行動)
バイクだけじゃなく、何でも同じ気がします。
環境を変えて、行動を変えて、考え方も変えて、それでも変化がない事って沢山あります。
特に私と同じ病気の方は苦しんでいる方も多いです。
だけど、一番最後の【超行動】
これが伴う場合には必ず変化が起こります。
悩んだり、病んだりまだまだしますか？
まだそこでそうしていますか？
私は一歩お先に『超行動』してみようと思います。
これからを見ていてください。
最後までお付き合いありがとうございました。
またポチポチ更新していきます。