夏へのトンネル、さよならの出口を観てきた!
みなさんお久しぶりです!
夏へのトンネル、さよならの出口という映画が現在公開されています。
少し遅れましたが先日鑑賞しましたので感想を書いていこうかなと。お付き合いください。
ネタバレは避けて書くつもりです。
映画全般について
映画のストーリーではなく雰囲気についてですが、自分の性癖にバチっとあっていました。
隙あれば自分語りですが、私はかなりアニメを見てきました。オタク歴はもう10年程度です。人生の半分はアニメ(特に深夜アニメ)とともにあります。
ここまで観てくると食傷気味というか(ショクショウギミという言葉があるんですね、ご存知でしたか?食痛だと今の今まで思ってました。新しい発見!)飽きてくるわけですよ。高めのトーンの女性声優、男受けするようなストーリー、浮世離れしたキャラクターたちに……
もちろんそれが悪いものだとは言いません。単純に受け手である私の問題です。
では典型的な(オタクのマジョリティが見るような)アニメに飽きた私が走ったアニメはというと「リアルな」雰囲気のアニメでした。
例えば「響け!ユーフォニアム」であったり、「氷菓」だったり、「3月のライオン」だったりです。
リアル、つまり感情の喜怒哀楽が三次元の人々に近いキャラクターが、別にトーンが高すぎもしない声優さんの演技で、特にご都合主義でない、現代日本の「現実」で生きていくそんな作品に惹かれるようになりました。
もちろんリアルは「リアル」であって、私たちの日常とはまた違いますが…どこか落ち着いたような雰囲気の流れる作品に惹かれるようになったわけです。
みなさんはどんな作品がお好きですか??
この映画はまさにそういった私の性癖のど真ん中!!を貫いた作品でした。キャラクターの髪の毛は三次元の我々日本人と大差なく、舞台も日本の田舎町、声優さんの演技も落ち着いています。ストーリー自体はSFですがその核を彩るこういったパーツがとにかく気持ちよかった。そんな1時間半でした。
ストーリーについて
ストーリーはネタバレになるので深くは書きません。特段破綻しているところはなかったように思えます。主人公たちがかかえている問題も等身大のものだと思います。
面白かった!!
とにかく濃密な一時間半でした。ガガガ文化の青春者のちょっとグレーというかビターな雰囲気(キャピキャピしてない雰囲気)は好きなのですが、その基調に添いながら普遍的な課題について答えを出していく、それがまた自然に運ぶから説教臭くもならない良い作品だったと思います。
映像化してくださったことに感謝です。
今年は「すずめの戸締り」などまだまだきになる映画があるので楽しみですね。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
まだご覧になってない方は劇場へ足を運んでみることをおすすめします。とにかく気持ちいい。
EDの音響も良かったので映画館向けな作品だと思うので…
ではまた!(リコリコとエンゲージキスをしばらく感想サボってますねスミマセン)