◆ 話のネタ ◆ No.53 広島旅行（前編）大和ミュージアム
11月30日（土）～12月1日（日）で広島旅行をしました。
今回は、前編として、広島県呉市を旅した内容です。
銀行員時代の友人、私を含めて3名で、同期入社で転職したH君が、広島の平和公園内にある『国立広島原爆死没者 追悼平和祈念館』に勤務しているので、会いに行く旅です。
＜旅行スケジュール＞
１． ＜前編＞ 11月30日～
JR広島駅の新幹線口に集合 ⇒ 呉線で呉に移動 ⇒ 呉港から船にのって『艦船めぐり』 ⇒ 『大和ミュージアム』 ⇒ 『てつのくじら館
（陸上に展示されている国内唯一の潜水艦）』 ⇒ 呉駅ビルでLunch
⇒ 呉線で広島に移動
２． ＜次回：後編＞ 11月30日15時～12月1日
『国立広島原爆死没者 追悼平和祈念館』 ⇒ 『平和公園、原爆ドーム』 ⇒ 鉄板焼き屋さんで宴 ⇒ おっさん3人でシェアハウスに宿泊
⇒ 12月1日：平和公園散策 ⇒ 『広島平和記念資料館』
⇒ 『ひろしま美術館』⇒ お好み村でLunch
⇒ バッケンモーツアルトでTea Time
⇒ 『縮景園』 ⇒ 広島駅 お土産を買って解散 新大阪、博多へ
呉出身の友人より、ぜひ『艦船めぐり 35分』をすべきだとリコメンドがあったので、3人分ネットで予約。 他所では、体験できない非常によい経験ができました。
呉線は、単線なので、途中駅で何度も列車待ちが発生、快速電車は、最短で調整されているので、快速を利用。快速で30分、普通で50分かかります。 呉駅に到着して嬉しいのは、あの宇宙戦艦ヤマトのメロディーが流れる、しかも上りと下りで別メロディー 🎵
🎵 宇宙戦艦ヤマトの到着メロディー JR呉駅 🎵
https://www.google.com/gasearch?q=JR%20%E5%91%89%E9%A7%85%E3%81%A7%E6%B5%81%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3&source=sh/x/gs/m2/5#fpstate=ive&vld=cid:5ef00584,vid:rPNzRhRqLS0,st:0
徒歩で15分程度で呉桟橋に到着、移動時に右手に『てつのくじら館』と
『大和ミュージアム』を見ながら移動。
『艦船めぐり』は土・日・祝日は、全部で5回実施され、私達は、11時発の
2便に乗った。 代金は、1,700円で35分間のクルーズ。 100人乗りの船に乗り、呉湾に停泊している海上自衛隊の艦船、潜水艦、建造中の巨大船を、そばまで行って見ることができる、尚且つ、マイクを使い見どころの解説がつくのも嬉しい。
当日は、晴天に恵まれ、海も穏やかで、最高の観船日和でした。
自動車を運ぶ建造中の巨大船２隻のそばを通りました。 現在の船の建築は、全国で船のパーツを同時に作り呉でドンドン組み立てるという建築方法となっており建造期間が大幅に短縮されているそうです。 写真の大型船は、まもなく完成ですが外国籍なので完成後は、所属国のドックに行くので、２度と呉に戻ってくることは、ないとのこと。
続けて、海上自衛隊の様々の艦船のそばを通りながら説明をうかがいました。 呉は、潜水艦の基地があり当日は、非常にレアな潜水艦が充電しているシーンを見ることができました。 写真の海水を真横に勢いよく排水している潜水艦が充電中とのことでした。 もう一つ珍しい事に、実際に呉湾に潜水艦が２隻のタグボートとともに入港しているのも見ることができました。 自衛官の方が、動いている潜水艦の上で整列しており、こちらに手を振ってくれ、こちらも用意してあった自衛隊旗を、振って挨拶しました。
艦船めぐりの次は、『大和ミュージアム』ですが、呉桟橋から、徒歩10分で到着し大人500円です。 ここは、呉（人口20万人、広島市、福山市についで県で3番目の人口）の一番人気の観光スポットです。 戦時中は、海軍の基地だったので、人口は、40万人だったそうです。
呉港付近に普通の酒屋があるのですが、戦時中は、日本で一番ビールを売った酒屋とのことでした。 『海軍さんは、ハイカラやからビールを飲む』 ちなみに海軍は、曜日感覚を維持するために、毎週金曜日がカレーの日となっております。 よって、呉では、艦船毎に料理人が作るカレーに夫々工夫があり、〇〇〇艦船公認の海軍カレーという風に艦船毎に競っています。
大和ミュージアムの一推しは、１/10の大きさの戦艦大和です。 その大きさは、27ｍありド迫力です。 製造も造船所が製造しているので非常に精巧です。 当時、ワシントン条約により世界各国の保有する軍艦の数が制限された為、日本は、世界最大の大和を呉で、姉妹艦の武蔵を長崎で建造しました。 建造時は、戦争は、軍艦が主力でしたが、次第に飛行機が主力と時代は、変化していきました。
大和が不沈艦と言われていた理由の一つに、例えば船底の右に魚雷が命中し浸水した場合、隔壁で部屋が沢山区切ってあるので浸水した部屋の扉を閉じてそこの浸水で食い止める。 しかし、浸水しているので艦が右に傾く、それで、艦の左側の隔壁に同量の海水を注入し艦の水平を保つようにできていたからだそうです。
他にも、ゼロ戦、人間魚雷 回転、等の展示やこれまでの船の歴史、等、勉強大変なります。 是非1度訪れられることをお勧めします。
『大和ミュージアム』の向かいに、潜水艦『あきしお』が陸上に展示されており『てつのくじら館』が、なんと入館無料で見学できます。
長さ76.2ｍ、幅9.9m、深さ10.2m、75人乗り の潜水艦の実物の中を見学
することができます。
岡山にナカシマプロペラという優良会社があり、以前そこに、プロペラ磨きの匠がいらっしゃって、ＮＨＫスペシャルでも取り上げられたのですが、潜水艦のスクリューは、音や泡がでると察知され攻撃される。 よって、スクリューからの音や泡は、ほとんど出ないようにする必要がある。 その匠が完成したスクリューを最後に手で、磨くのですが、その人が磨くとほとんど、音や泡が出ない為、対共産圏輸出禁止品目に指定されているそうです。
その後、呉駅ビルに隣接しているショップの『ちから』でそれぞれ、うどん、ラーメンを食べ、呉線の快速で広島に向いました。
後半へ続く・・・・・
おまけ：イージス艦も横須賀で見学していますので、ご興味ある方は、
◆ 話のネタ ◆ No.8 巨大台風でもイージス艦は出撃可能か？
をご覧照下さい。
◆ 毎週、金曜日に発信予定です。
次回予告：No.54 広島旅行（中編）国立広島原爆死没者追悼平和祈念館
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