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道元・良寛研究序

「道元・良寛随想録」1(道元・良寛を探求していきましょう。)
目次(視点)
1.道元を生きた良寛
・「永平録を読む」の詩にみる良寛
   正法眼蔵と永平広録
・良寛と正法眼蔵の出遭い
   円通寺での国仙の提唱と拝読
   正法眼蔵の開版と良寛-玄透即中の果たした役割
   正法眼蔵の四摂法・愛語、生死、諸法実相の巻
   正法眼蔵と良寛の詩
・良寛辞世の歌に見る道元
・良寛と五合庵の生活と道元の教え
   唯務坐禅(只菅打坐)
     と乞食行・衣鉢のみの生活
2.道元・良寛小伝
(道元小伝)
母上の死
出家と修行そして入宋
師天童如浄との出会い
悟りと帰朝ー身心脱落と普勧坐禅儀と弁道話
正法眼蔵の提唱と永平広録の上堂
 正伝の仏法と只菅打坐
道元示寂
(良寛小伝)
光照寺と師国仙との出会い
円通寺での修行と正法眼蔵との出会い
印可と帰郷ー五合庵の生活(只菅打坐と常乞食行)
子供らとの戯れと村人との交わりー布施愛語の実践
良寛の法華讃・法華転
最後の5年ー貞心尼との出会いー法の道と歌の交換(四句誓願)
良寛の死ー生涯に渡る道元の影響
3.正法眼蔵と良寛
正法眼蔵とは何かー仏法真理である。正伝の仏法である。一大仏教の縮図であり、仏教の総合的結論である。
正法眼蔵の各巻冒頭にみる仏教の結論
諸法実相と現成公案・海印三昧・悉有仏性
身心脱落・透過脱落ー仏性、山水経、全機
園悟禅師の「園悟心要」にみる透明脱落(透脱)
正法眼蔵と伝光録にみる悟り
師国仙の正法眼蔵提唱と拝読
只菅打坐と良寛の詩
4・晩年の良寛ー貞心尼との無心な唱和贈答歌
最後の歌にみる貞心尼の境地の成長ー法の道の継承
「蓮の露」と「良寛道人遺稿」の出版
如浄ー道元ー良寛の法灯と貞心尼の唱和歌
5・只管打坐の推奨。道元に帰れ。

道元を生きた良寛を通して、道元の伝えた正伝の仏法を探求していきましょう。 良寛の生涯、その詩、書、和歌に道元の正法眼蔵が生きています。 身心脱落、只菅打坐。布施、愛語、利行、同事の行にそれが現れています。 よろしければサポートをお願いします。