2か月で早期退職しても、大手企業に入社できた思考法
この記事を書くきっかけ
私は一度でも短期離職をしてしまうと、その後、待遇の良い企業に入れないのではと思っておりました。ですが、つい先日、大手外資系企業に内定をもらうことができたので、そこに至るまでの体験談を共有し、早期退職しても人生挽回できるということをお伝えしたく書きました。
私の転職遍歴
1社目
業界職種:アウトソーシング(コールセンター)
勤務期間:約3年半
役職:一般
2社目
業界職種:生命保険(コールセンター)
勤務期間:約3年
役職:一般
3社目
業界職種:不動産(賃貸仲介営業)
勤務期間:2か月
役職:一般
4社目
業界職種:不動産(コールセンター)
勤務期間:約2年
役職:チームリーダー
5社目
業界職種:クレジットカード(コールセンター/先日決まった内定先)
早期退職の経緯
<3社目の賃貸仲介営業に入社した理由>
2社目に勤めていた会社の時に宅建の資格を取得し、資格を活かした仕事をしたいのと、営業職を経験して人間的に自分を成長させたい、稼ぎたいと思い、入社を決めました。
<早期退職した理由>
営業職が初めてだったので研修制度がある会社を選んだのですが、いざ入社すると研修制度がありませんでした。また、少人数の会社で、教えてくださる上司も忙しい為、丁寧に教えてくれず、ロールプレイングを1回したくらいで、お客様対応をさせられて、まともに対応ができず不甲斐ない気持ちになり、2か月という短さで退職してしまいました。。。
早期退職して学べたこと
<苦手なことは無理せず、向いている仕事に就くべき>
・賃貸仲介営業を選んだそもそもの理由
1.宅建が取得できたから
2.売買よりは知識が求められず難易度が低いから
3.車の運転、対面の会話スキルが苦手で仕事を通じて改善して自分を成長させたいと思ったから
・この早期退職を経験する前は、苦手をとことん改善して自分を成長させたいという気持ちが高すぎました。(笑)
苦手なことをいくら頑張っても、成長スピードは遅い、モチベーションが上がらない、できるようになってきても元から得意な人には到底追いつけないなど、いいことがありません。
自分の得意、苦手分野を棚卸しして、得意を伸ばす方が仕事で成果を出しやすくてモチベーションも保てると思います。
<転職軸が定まる>
1社目、2社目でコールセンターの仕事をしていましたが、自分的には大した成果も出せず、向いている仕事だとは思っておりませんでした。3社目の賃貸仲介営業に勤めたことで、コールセンターの仕事は長く続けられていたし、自分に合っていたんだと認識させられました。
長く続けられている職種=向いている仕事(得意な仕事)だと思います。
成果を出せていないから向いていないと決めつけないほうが良いと思います。長く続けて身に付いたスキルも立派なスキルです。
<後が無くなり、背水の陣で次の転職先で頑張れる>
人間、追い込まれると強くなれます。私自身がそうでした。
早期退職に強いエージェントを探して、2か月ほどかけて何とか転職先を決められたので、またすぐに辞めたら人生終わりだと思い、全力で頑張ろうと思えました。
<特に頑張ったこと>
①営業要素のあるコールセンターで毎月の目標額を達成し続けた
②家に帰って仕事の復習、知識の整理
③売上トップの先輩の仕事の仕方を真似した
④休憩時間を削って仕事をした
⑤仕事のスピードを上げる為に、単語登録機能の活用、メール文章のテンプレート化、PCのショートカットキー活用
⑥クレーム対応の勉強、実践
⑦誰よりも早く出社して仕事をした
⑧自分で業務マニュアルを作成して先輩、同期、後輩へそのマニュアルを共有した
⑨見返りなど求めず、同期、後輩、先輩の仕事を手伝った
大手企業に入社できたと思う要因
① チームリーダーという役職に就き、継続的に成果を挙げて、クレーム対応もこなすことができるようになった。
② ①の内容を面接でアピールできた。
③ 自分が向いていると思う職種に絞った。
上記、3つが自分の中では特に大事だと思いました。
最後に
今思えば、早期退職を経験して良かったと思います。
早期退職をしても沢山学びもあるし、結果的にその分頑張らねばという強い気持ちが生まれたからです。
正直、3社目の賃貸仲介営業職はブラック要素もある会社でしたが、ブラックな会社に一度就いてみるのも人生勉強になって役に立つと思います(笑)
次の転職先が楽に感じて余計に頑張れるからです。