#1 メタ認知の観点から見る必要な精神の成長要素
メタ認知(自分を客観視出来る力)を通して、小学生の低学年と高学年を境に精神の成長するとはどんなことか書いていきたいと思います。
自分を客観視する大事さ
周りの社長や優秀な人間を見て思うが、客観視する力がやたらと強い人が多い。自己管理が出来ているといえばそれまでだが、高学年の生徒でも同じような現象が起きている。
メタ認知力とは、改めて自分を客観視する力だがこれは例えばテストでミスした部分をなぜなのかを考えることが出来ることやなぜ褒められたかなどを客観視に考えられることである。成績など伸びる大事な力だ。これは低学年のときは育たないと言われている。
幼児期から振り返ってみる
学習は真似をすることから始まる観点からいうと、幼児期〜低学年までは周りの人と一緒に自分の型を作っている時期なのではないかなと考える。
人が木としたときに、真似することで木としての形とか器などが出来てくる。これは授業や遊びなど周りの人から情報を得て構築していっているのだと思う。
高学年〜大人になると自分がいる世界に対してのポジションを考えることが出来るようになる。メタ認知の始まりだと考える。
今までは自分の型を作る作業だったが、より成長するためや周りに溶け込むために肥料や水や太陽など外部に対して価値を求め始める。ここの状態になるとなぜ褒めたのか叱られたのか理由を通して自分の行動などを客観視することが出来る。低学年までは主観的な思考が強いので体感的な指導が効果的だ。
さらに大人になっていくと、主観的な考えは必要とされにくいのでより良いメタ認知を通しての行動が求められる。
成長とメタ認知はセット
思考力は主観的と客観的なものがある。夢中で深堀りしていく方向とそれをより良くするための客観視。
学習がAI化していく中で、教育者が出来る小学生へのサポートは自分自身のことを教えていくことがとても大事だと思う。