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「ふざけ合うオジサン達」が一番面白い


■はじめに


戯れるオジサン。
ふざけるオジサン。

ただただふざけているオジサン同士を見るのは、なぜこんなにも面白いのだろうか

なぜこんなに純粋な面白さを感じるのか、そう思った。

■ふざけ合うオジサンコレクション

①三人称さん


三人称は、ドンピシャ・ぺちゃんこ・鉄塔の3名によるゲーム実況グループであり、YoutubeTwitchTiktokにてゲーム実況動画や雑談動画を投稿・配信している。(2022年3月まではニコニコ動画でも活動)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BA%BA%E7%A7%B0_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%AE%9F%E6%B3%81%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97)

【ボドゲ】嘘をついて嘘を見破れ!【チャオチャオ】

配信者「三人称」さんのボードゲーム動画。
チャオチャオと言う、ダイスを振って駒を進めるボードゲームだが、勝つには「嘘」を混ぜたり「嘘」を見抜いたりの心理戦が必要なゲームだ。

この動画の中でおじさん達はゲームを楽しむと共にふざけ合い、最高に楽しんでいる。「そんなアホな事」がある事が一番面白い。

②にじさんじ(舞元さん)


【漢の企画】第一回にじさんじローションカーリング選手権 1st ROUND

にじさんじの舞元さんの企画、ローションカーリングだ。おっさん含めた男たちがただローションが塗られた床でカーリングするだけだ。ケガをしかねない危うさを感じながらも、「如何にあり得ない滑り方をするか」で競い合って楽しんでいる。

③ワイワイさん/トナカイトさん


【ダイジェスト】タンバリンひとつで地下に迷い込む子羊わいわいと教育係のトナカイト【VCR RUST Day1/だるまいずごっど/イブラヒム/天月/本田翼/花芽すみれ/MOTHER3】#2

わいわい(英: YY[6], Waiwai[7], 1988年3月27日 – )は、日本のゲーム実況者[8]、YouTuber[9]、ストリーマー[10]。YouTubeやニコニコ動画で、PCからコンソール機、新作からレトロゲームまで様々なゲームを実況している[11]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8F%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%84_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%AE%9F%E6%B3%81%E8%80%85)

カイト(YouTuber)は2016年10月からYouTubeで活動しているYouTuber。内容は主に実写動画だが、他にもゲーム実況者としても活動しており、専用のチャンネルも存在する。

https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%88%28YouTuber%29

VCRと言うストリーマーが集まる、RUSTと言うある種緊張感のあるサバイバルゲームの中で、おじさん二人がタンバリンと弓を持ちながら銃を持った敵に挑む物語である。そしてパニックになる。
半ば「こんな装備で行けるわけがない」事を理解しながらも、それでも無謀にも攻め込んでいく、最高に「無駄」な感じが面白い。

④k4senさん


LoLをインストールしないと出られない部屋にストリーマー達を監禁する k4sen 【スト鯖Ark】

VCRと言うストリーマーが集まる、Arkと言う恐竜を捕まえ・育て戦力とする事が主軸のゲームにおいて、全く別の「LOL」と言うゲームをさせる為に人を捉え監禁していく。
「Arkをしに来ている人」に対して「Arkをしている人たち」が全く別のゲームに誘う、兎に角無駄な感じがして面白い

■なぜ面白いのかを考える


さて、ここまでいくつか挙げた動画に共通する要素はなんだろうか。
考えてみよう。

①無駄・無謀感


「なぜそんな事・そんなやり方でやっているのか?」と言う、本来であればもっと効率的に無駄なくできるはずなのに、あえてそれをしない
それが最高に面白いのだ。ローションカーリングはその最たる例だろう。

②意外性


「その場面でそれ?」と言った(一般的に考えられる)予想に反する要素がそこには含まれる。ArkでLOLの勧誘をするのも正にこれだろう。

③相互におじさんである


基本的に相互におじさんである事も要素になるだろう。おじさん同士内で「面白ければOK」と言うある程度の暗黙知がある安心感が、より杞憂せずに面白く感じる事が出来る要因なのかもしれない。
そこにはプライドも虚栄心も男女の気づかいも無いだろう。むしろより「アホなやつ」の方が勝ち、その重ねて来た経験によって「無駄感」も増す。

④自分たちが一番楽しんでいる


誰かを楽しませる意識ももちろんあるだろうが、何よりも「自分たちが一番楽しんでいる」事が大きいだろう。そこにいるおじさん達がその瞬間最高に楽しむ事、それが何よりも優先される。

結果、それは見ている側にも伝わる

■おわりに


ふざけ合うおじさん達が面白く、なぜ面白いのかを考えてみた。
この考察も無駄かもしれないが、私は面白かった。

私も面白いおじさんになれるだろうか。

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