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大1の目に映る空

タイトルにもある通り
今年は空がきれいだと思います。

大学生になってから行くようになった場所の空のきれいさはもちろん
今まで見ていたはずの場所の空も目に付くようになりました。

本当に今年が一段ときれいなのかもしれないけれど、
私は自分自身が空のきれいさに気づけるようになったのだと
感じています。


空のきれいさに気づけるということは、前を向いて歩いているということ。
比喩ではなく、文字通りに、物理的に前を向いているということです。

私は高校生の時、無意識に下を向いて歩いていたようで
一週間のうちに3人くらいに
「どうしたの?元気ない?」
と通りすがりに声を掛けられたことがあります。

考え事をしすぎて、頭の中のことに集中したくて、
外界からの刺激を減らすためにただ足元を見て歩いていたあの頃。

一歩先に大きな障害がなければ歩き続けられると思っていたし
はるか前を見る心の余裕も勇気もなかった。

振り返ればいろいろ考えて悩んでいた私の心が
姿勢に、目線に、歩き方に出ていた。

でも今は。

少なくとも一歩先の道より
遠くを見ながら前に歩いています。

下を向いて考えるよりも、
前を向いて、秋の夕暮れの前に深呼吸する心地よさを知りました。

都会の空は狭いと勝手に思い込んでいたけれど、
大都会にも広い空があることを学びました。


少なくともこの四年間は、目の前に現れる素敵なもの、幸せな瞬間、抱きしめたくなるような日々のすべてを味わって生きていきたいです。

大学一年生の自分より。


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