ギルガメッシュ積ん読日記

帰宅。ちょっとセンチなおれ。

突然だが。イジリー岡田が大好きだ。
あの、「高速ベロ」という素敵な技を持つ芸人さんである。中学生のとき、おかっぱでメガネをかけていた島田先生(担当教科;国語)は、「イジリー島田」というニックネームで呼ばれていたなあ。

話がそれた。イジリー岡田は、謙虚なヒトらしい。先輩芸人には腰低く、後輩芸人には威張らないそうだ。優しい性格なのね。きっと。

それでですねえ、読書するニンゲンも、イジリー岡田を見習わなければならない、とオレはおもふ。いや、なに、高速ベロをマスターすべきだ、なんて言いたい訳じゃないぜ!イジリー岡田のように読書人も謙虚になるべきだ、とオレは言いたい。

読書すると、多少なりとも知識が身に付く。するとですな、知識自慢をするような輩が必ず出てくる。マルクスよりもケインズのが偉大だ、とか丸山眞男による日本的ファシズムの分析とかを、さも自分のことのように自慢して語る訳だ。そんな奴らには、高速ベロをお見舞いしちゃえ!ベロベロベロベロベロ!

読書人は、謙虚に振る舞うべきだ。つまり、「知ってるけど、知らんふりをする」ということですばい。仮に友人がですね、大久保利通の写真を見て、「稲川淳二?」と真顔で言ったとしてもだ、真の教養人はにっこりと微笑み「似てますなあ」と穏やかに優しく、言わねばならぬ。相手の無知を笑っては、いけないのだ。

いつも心にイジリーを。

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