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【読んだよ】夕木春央『方舟』

大学時代のサークルの仲間たちと山中の地下建設を訪れた主人公。
夜遅いのでその地下建設で一晩過ごすことに。
運悪く地震が起こり、外に向かうドアが大岩で塞がれてしまう。
さらに地下水が徐々に上がってきて1週間後には水で満たされる。
その大岩を落とすための巻き上げ機があるが、岩を落とすと巻き上げ機を使った本人が地下の小部屋に閉じ込められてしまう構造だった。

という非常に恐ろしい状況にある10名の物語です。
こんな状況は一生経験したくないですよね (´・ω・`;)

地下建築の中はとても広くて缶詰がたくさんあるので食料は心配なし。
発電機が使えて電気の心配はありませんが、スマホは圏外なので助けを呼べません。
誰か1人をここに残さないと……とみんな思っていたら何とメンバーの1人が死体で発見されてしまいました Σ(゚∀゚*)

「犯人を見つけて、ここに残るよう説得すればいいんじゃね?」

と、みんな考えるのですが手がかりがなくて難航します。
メンバーたちの人間関係も何だか危ういです。

犯人は誰なのか。
そして犯人以外は地下から脱出できるのか。



【感想】

閉鎖空間で殺人が起こり、犯人探しをするというミステリであり、登場人物たちが生き残れるかどうかというサバイバル小説でもあります。

誰が犯人なのかはもちろん気になるのですが、誰が生き残れるのか?の方が気になって読んでしまいました。

読みながらこれだけのパターンを考えました。
当たりがあるのかどうかは本書を読んで確かめてくださいね。

①犯人以外の全員が生き残る ☜ 一番なさそう (o´д`o)=3

②全員生き残る ☜ ハッピーエンド? ヽ(*´∀`)ノ

③全員死ぬ ☜ バッドエンド ヽ(≧Д≦)ノ 

④犯人が死ぬが実は無実だった ☜ 最上級バッドエンド _| ̄|○

⑤生き残った!と思ったらトラブルで結局死ぬ ☜ また地震が起こるとか (゜ロ゜)

⑥他の脱出路が見つかる ☜ 嬉しいどんでん返し O(≧∇≦)O 




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