![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141806723/rectangle_large_type_2_1cbfa7aae7cde22fc0f72708c995eba9.jpeg?width=1200)
パン作り5~believe
壁にぶち当たったパン作り。
強力粉の可能性を求めてうどんに手を出したものの、自分の不甲斐なさからまたも限界に直面。
休日の楽しい気分転換を見つけたと思ったのに。
パン作りの動画を何度も検索していたら、「あなた、こういうのが好きなんでしょ?」と次々におすすめ動画が表示される。
今日は半日休み、半日仕事だったから、比較的短時間でできる簡単なパンレシピが目に留まり、強力粉も残っていたので、また作ってしまった。
他にやることない訳じゃないのに…
気分を一新し、新しいものにチャレンジしたかったので、今回は塩パンに初挑戦した。
簡単なレシピだったけれど、動画のようにうまく形成できなかった。
学生時代、一番成績が悪かったのは美術だ。
絵のセンスがない。
(この記事のトップ画像が私の作品)
思えば、私は小さい頃から絵を書くことがほとんどなかった。
クラスには、漫画のキャラクターや自分の考える理想の女の子のイラストをノートの隅に書いている友達がたくさんいた。
私は書けないから書かなかったのか、書かなかったから書けないのか、いずれにしても書いた記憶があまりない。
まあそれだけで美術の成績が決まるものではないけれど、昔から造形の美しさにほとんど関心がないし、ディテールにもこだわらない。
そして出来上がったのがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1716619132130-5eixelELnE.jpg?width=1200)
売っているものとは見た目がかなり違うけれど、大きくカテゴライズすれば塩パンと言えるだろう。
![](https://assets.st-note.com/img/1716619261131-A8w0wUhuyG.jpg?width=1200)
生地を均一に伸ばさなかったことと、形成のいい加減さにより、バターが溶け出してしまったものもあったが、味は合格点だった。
お店のもののようにカリッとしていなくても、塩気とバターの染み込んだパンはおいしかった。
混ぜたり、捏ねたり、オーブンのなかをじーっと覗き込んだり。
無心になれる時間が自分には必要な気がする。
信じるべきは、パンと自分の可能性かもしれない。