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アラフィフ独身女性

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  • マンション購入体験談

    アラフィフ独身女がマンションを購入する話

  • パン作り(ときどき人生)

    パン作りの軌跡

最近の記事

自分の至らなさに気づけないことの怖さ

ある研修の講師をした。 参加者のアンケートを確認したら 「講師のとある発言に対して、聞いていて気分が悪かった。」 との意見があった。 私は性格がキツいうえに口が悪いので、たくさんの人を前にして話す際にはかなり気を付けている。 気を付けていたのに。 話のテーマや難易度が参加者のニーズにあっていなかったとか、もっとこんなデータが欲しかったという意見は、前向きに受け止めてできる限り修正してきた。 でも私の話し方や言葉の選び方が配慮に欠けていて気分が悪い、と言われたのははじめてだ。

    • 日当たりの悪い部屋に住んでみて

      引っ越しから1ヶ月以上が経過した。 中古マンションの中層階、日当たりの悪い部屋に住んでみての感想。 1.天気と気温がわからない 朝、寝室が暗い。 寝室にも窓はあるけど、日が射すことはなく、明るさを取り入れる程度だ。 起きたら必ずリビングのバルコニーに出て、天気と気温を確認することにしている。 特に最近は気温差が激しく何を着るか難しいので、情報収集が必要だ。 2.寝起きがピンと来ない 前のアパートは南側の窓から朝の明るさを感じて、自然と起きるような過ごし方だった。 今はスマ

      • アラフィフに起こる変化~眉毛編

        10月も終わりが近い。 まだ暑い日もあれば、秋というか冬っぽく感じる日すらある。 先週の出張先は紅葉が見頃だったから、そろそろ落葉だろう。 そして半世紀ちょっと生きてきた私自身にも、紅葉して散っているものがある。 眉毛が…薄くなってきた… 自眉(元々生えてる眉毛)を剃って整えることはしていたけれど、若い頃から今まで、極端に細くしたり過剰に抜いたりはしなかった。 なのに。 眉毛が細く薄く短くなってる。 落葉後の冬の山のように、顔面が寂しい。 そうか、私の眉毛はもう生えてく

        • 陰キャ陽キャで言葉遣いが違うという話

          今どき(こういうのが古い)の陰キャ、陽キャというカテゴライズ。 よくわからないけれど何となくわかるし、ボキャブラリーが貧困で細かいカテゴライズを言語化できない、または自分以外の人と言語で認識をすりあわせができない部分を緩やかに共有する言葉としてはアリだろう。 陰キャという括りはチクチク言葉だ。 でももっと具体的な形容詞で陰の部分を明確に表現されて当てはめられてもツラいから、これでいい。 若い陽キャさんの動画サイトのコメントで 咄嗟に「すみません」がでてくる人は陰キャ 「

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        • マンション購入体験談
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        記事

          捨てたものリスト2~胸がいたい

          部屋があと一歩片付かない。 収納のキャビネットを買おうとネットを検索しながら、「また間違えるところだった」と思い直して指をとめた。 一人暮らしのコンパクト2LDKに収納家具を増やしてどうする。 ここで暮らしていくのだから、ここに収まるように持ち物を見直して、このサイズでの暮らしを新しく作っていくのだ。 今まではアパートを転々として、その時その時の部屋のサイズに合う安いものを買い足して暮らしてきた。 もう安いものはいらない。 でも高いものも買わない。 好きなものを大事にして

          捨てたものリスト2~胸がいたい

          捨てたものリスト

          保管しているものリストなら作る意味もあるだろうけれど、捨てたもののリストなんて何の意味があるのか?と若い時なら思ったかもしれない。 でもこの歳になると何を捨てたかを忘れて「あれどこにいったかな?」と探している時間が増えてきて、限られた時間を有効に使うには、捨てたものを覚えておくことが大切なのだと感じる。 物忘れがひどくなってきたことを自覚しているからこそ「どこに置いたか忘れているだけで何処かにある」という思い込みから離れられないとしたら、それがこだわりが強く頑固になっていく予

          捨てたものリスト

          機嫌の悪い自分

          今日、自分の機嫌がとても悪かった。 午前中チェストが届くのが遅かったことや、ネットの解約が思い通りにいかなかったことが原因ではない。 気持ちが勝手に泡立ってフツフツと何かが込み上げてきて、それが自分でもおもしろくない。 その何かを必死で押さえ込んで仕事は平常通りにこなしたつもりだけど、どうだろう自信がない。 こんなに自分が不機嫌なのを自覚するのははじめてだ。 自分のことなのに自分でコントロールできない。 誰のせいでもないから自分で抱えるしかなくて、でも抱えきれなくて叫びたく

          機嫌の悪い自分

          引っ越し総括~見積もりから作業まで

          今回の引っ越しは慌ただしかったので、まとめて見積もりを依頼するスーモのサイトを利用した。 スーモは電話番号を入力しなくていいから煩わしい電話を受けなくて済む、という口コミを見て選んだ。 スーモのサイトに家財を入力したら、どうやら自動見積もり?の積量を越えたらしく、訪問見積もりでないとダメだ、とコメントが。 直後から引っ越し業者からのメールが分刻みで届いた。 訪問見積もりについて、結局メールと電話の両方でのやり取りが必要になった。 スーモを選んだ意味はなかった。 電話番号を入

          引っ越し総括~見積もりから作業まで

          引っ越しって大変なんだ…

          引っ越しが終わった。 アパートから荷物をすべて搬出し、マンションにすべて搬入してもらって、退去の立ち会いが終わった。 大学進学の時に実家を出たのを1回目とすると、今回が10回目の引っ越しだった。 そして、10回目ではじめて引っ越しがこんなに大変なものなんだと知った。 脚がパンパン、腰がガチガチ、荷物をもって一人でくるくる回り、ガムテやハサミを5分おきに失くしては探す。 新居で段ボールを開けたり閉めたりするけれど、なにも片付かない。 今まで 「いつでも引っ越せるから賃貸が

          引っ越しって大変なんだ…

          有給休暇取得義務化←ムリです!

          5年前からはじまった有給休暇取得義務化。 年間5日の有給休暇の取得義務を守れなかった場合は労働基準法違反となり、1人あたり30万円以下の罰金が使用者に科される可能性がある。 自分の場合、有給休暇は年間20日間付与されているが、使いきれずに持ち越している。 5日間使うことすら必死だ。 夏季休暇、冬季休暇は使いきらずに捨てている。 でも月曜から金曜、朝から晩まで働いているわけではない。 担当する仕事の特性から休日や時間外の労働が多い私は、裁量労働で働いている。 予定がなければ

          有給休暇取得義務化←ムリです!

          もう一つの役職の話

          今日、ある組織の役員を次期事業年度に誰が引き受けるかについて、水面下の調整があり、その顔合わせが行われた。 この肩書きは会社のものではない。 とはいえ、弊社が中心となって複数の企業で取り組んでいる社会貢献的な位置付けの団体の役員だ。 現在のトップが任期満了で退任することに伴い、次の候補者がリストアップされ、長い間この団体に所属している私と、数年前に団体に所属したばかりのJさんの名前が上がっているらしい。 Jさんは私より年上の素晴らしいキャリアを積み重ねてこられた方で、敵を

          もう一つの役職の話

          退去するアパートの入居募集を見て驚いたこと

          引っ越しが決まって、荷造りをしながらできるだけモノを捨てようと心がけている。 DNAレベルで染み付いているもったいないオバケとお別れし、今回の引っ越しを終活の予選と位置付けて、スポーツ感覚で荷物を選抜中だ。 服と本が選抜の中心メンバーで、この服はいつ買ったんだったかな、何年着たのかなと考えてみると、10年20年はあっという間だと感じる。 このアパートは今、築何年だったかなー、とネットで調べてみた。 当然だけど、この部屋の空き情報が不動産サイトに出ていた。 え? いま私が支

          退去するアパートの入居募集を見て驚いたこと

          アラフィフ独身女がマンション買うまで12:引き渡し

          ↑前回はこちら いよいよ支払いと引き渡しの日。 銀行の奥の一室をお借りして、担当さん、司法書士さんからいろいろと説明を受けて、また署名とハンコの時間だった。 購入費用のうち、すでに支払った契約金分を差し引いた残りの金額を売り主さんの口座に振り込み、司法書士さんには登記関係の書類作成報酬や印紙代を、仲介業者には仲介手数料その他こまごました金額を振り込んで、確認し終了。 1時間くらいかかった。 大半は銀行の確認待ちの時間だった。 最後に鍵類の引き渡し。 立派な専用箱にたくさ

          アラフィフ独身女がマンション買うまで12:引き渡し

          引っ越しと結婚は似ている

          引っ越し関連のサイトや記事を回遊していて 「引っ越しと結婚は似ている」 という話に深く頷いた。 タイミングと勢いが大切らしい。 私は誰とも将来を見据えた真面目なお付き合いをしたことがない。 でも恋心を抱いたり、デートをしたことはある。 より親密な付き合いに踏み込むタイミングはあったと思う。 30代半ばに気の合う人がいて、こういう人と結婚すると幸せになるんだろうな、と思った。 周囲の仲間が独身の私たちをくっつけようと動いているのも感じていた。 でも勢いで進んでいくのが怖かっ

          引っ越しと結婚は似ている

          アラフィフ独身女がマンション買うまで11:駐車場がない!

          ↑前回はこちら 契約が終わり、引き渡し日が決まった。 ここからは手続き関係を自分で進めていくだけだ。 何もできずに待っている時間がもどかしかったから、自分で動けることが増えて気が楽だ。 引っ越し業者さんの見積もりを経て日程が決まったので、次は駐車場を契約だ。 (引っ越し関連はマンション購入とは別にまた書きたい) マンションの駐車場は戸数より少ないので、空きがでるまで近くに借りることになる。 7月時点で担当さんが調べてくれていた近くの月極駐車場に電話をしたら、どちらも空き

          アラフィフ独身女がマンション買うまで11:駐車場がない!

          失敗率100%

          失敗続きは私だけではないはずだ。 仲間とヒントがほしい。 これ、一度も泡をこぼさずに開けられたことがない。 必ず泡がアワアワこぼれて自分もアワアワしてしまう。 私は家でアルコールを飲むことはそれほど多くない。 飲みたい日や飲まなければやってられない夜は飲むけれど、そういう日はそれほど多くないし習慣としての飲酒はない。 でも飲める体質なので、飲み会ではおかわりが進み、「飲む人」として認識されている。 そう認識している方からのお中元は毎年ビールだ。 今年のお中元に箱で届いたこ

          失敗率100%