古代体験!正倉院のアクセサリー作り《兵庫県立考古博物館》
兵庫県立考古博物館に行きました。
今回は展示会ではなく、体験です
正倉院のガラスのアクセサリーを作りにいきます。
今年の正倉院展で一目惚れした瑠璃魚形のアクセサリーを作るんです!ワクワク!
以前、うつりゆく甲冑展の展示会の帰りにみつけて応募したのが当選したので参加しました。
受付をすましていざ!正倉院のガラスの装備品をつくろう!
あ、そうそう、部屋に入る前に、今回の正倉院のガラスの装備品作りの参加費用は1100円でした。ご参考までに!
部屋に入ると机に粘土と道具が置いていました
まず、初めに今日作るガラスの装飾品についての資料を職員の人が説明してくれました。
今日作る魚形の装飾品は奈良時代に身分を証明するものだったそうです。
奈良時代は、貴族や役人の服装が法律で、服の色や腰に巻く帯などが細かく定められていたので、魚形は、その帯から吊り下げる、身分を証明するアクセサリーだったそう。
現代で例えると自衛官などが洋服につけているバッチのようなものだったそうです。
ワセリンを塗った魚の型に粘土を押し当ててクッキー型のようなのでくり抜きます
どちらの型も綺麗に剥がしやすくするために
ワセリンを塗ります。
型から外したら魚の型も抜きます
かわいい!!綺麗に型が抜けました!
丸い木製の棒で魚の中をざらざらがないように滑らかにしていきます
滑らかになったら型を焼きます。
魚を焼いていきます
焼くのはボランティアスタッフさんが焼いてくれました。
焼いて戻ってきた魚の型です。
作り方の説明を聞いていたのであっという間に焼きあがりました
体感15分くらいですね
焼きあがった魚の型に尾鰭にある穴を粘土で詰めて全体的に白い塗料を塗ります
塗り終わったら指の腹で滑らかに整えていきます。
好きな色のビーズを選んで魚の型に敷き詰めていきます
焼くとガラスが溶けて黒くなるそうなので明るい色ももらいました
今回作るのは、正倉院展で展示されていた魚形そっくりのものを作るのではなく、よりアクセサリーにしやすいくらいの大きさでマーブル模様の魚型を作るそうです。
次回の古代イベントで正倉院展で展示されているような半透明の瑠璃魚型そっくりなガラス玉を作るそうです
ガラスを敷き詰めていきます
ガラスは溶けるのでこんもりするようにガラスを盛っていきますよ!
水につけてガラスを盛っていくと表面張力でたくさんガラスが乗せれます
表面張力〜表面張力〜⤴︎⤴︎
ガラスを乗せてひとまず完成!
焼いていきます
ガラスが溶けると表情がまた変わりますね、、、そして、みんな個性があってかわいいです。
ブルーもかわいいな、、、オレンジとブルーのグラデェーションもかわいい!
焼きあがった魚たちです
文面からして美味しそうですがこの魚たちはとても美しいのです!
私のお魚ちゃんが戻ってきました!
うーん、なんだか、なんだか、まだ、なんとも言えません!!!が、なんかね、、、寄生されたカタツムリみたいです!!(言っちゃった)
でも私が作ったので愛着しかありません。
水につけて周りについた粘土を剥がしていきます。
この作業が大変で無言で作業してしまいました
ふぅ.....サンドペーパーで裏面を磨いてツルツル綺麗になりましたよ
ようやく完成!!!
かわいい魚型のネックレスです
奈良時代に持って帰ればめちゃモテ貴族になれますね。
ほとんどボランティアスタッフさんが手伝ってもらったのでほとんどボランティアスタッフさんの力でできた令和版のマーブル魚型ですね。
もちろん私も頑張りましたよ!
でも、でも、私がしたのはガラスを敷き詰めるだけだったような、、、?作業すると嫌でも出てくる洗い物も道具を一から揃えることもなかったので本当に助かりました!
寒い中、片付けから指導までボランティアスタッフのみなさんありがとうございました!
私のロイコ魚形ちゃんかわいいです!
昔、流行ったドロリッチみたいで美味しそうでもあります。
みなさんも兵庫県立考古博物館で美しい魚形を作ってみてはいかがでしょうか!
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