迷子の読書

 前回の日記から時間が空いた。10日くらい。特に何があったという訳ではないけれど仕事を辞める事になった。敬意は省略する。相変わらず胃腸の調子は良くないし胃液は日に3回くらいは戻ってくるし就活をしなければと思いながら生きている。なんなら就活どころか人生に悩み始めている。
 人生に迷うと、だいたい自己啓発本とかビジネス本とかを買って読む癖がある。これまで読んだ中で今でも持っているのは『夢もお金も手に入れる人のシンプルな習慣』(井上裕之/すばる舎)と『人生の9割は逃げていい』(井口晃/すばる舎)だ。どんな風に背中を押してもらいたかったか丸わかりのタイトルで少し恥ずかしい。

 それで今回買ったのは『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』(八木仁平/角川)だ。矢張り今回も迷い方が丸わかりだ。
 数年前に出版された本なので既読の方も居るかとは思うが、サクッとさわりだけ説明すると、やりたい事は「好きな事」「得意な事」「無意識にでも習慣としても、ついやってしまう事」「自分にとって簡単に出来るので、出来ない人を見ると何故出来ないのか不思議になったりイラッとしたりする事」の中にあるらしい。
 でも何より「自分が大切にしたい事」「自分にとって大事な事」が無いと、自分が本当にやりたい事に辿り着かないそうだ。
『好きなこと』と『得意な事』と『大事な事』、この三つを柱にして自分自身への理解を深めて行くという事だ。これは本当にさわりの部分を一部だけ抜き出したものなので、詳細や方法などは是非購入して自分の目で確かめて欲しい。と言うか私も流し読みしただけだ。自分との問答はこれからなのでご容赦下さい。

 話は変わるが、仕事を辞めるとなって今まで我慢していた何かが切れてしまった。浴びる様に本を読んでいる。読み終わってない本が何十冊とあるのに新しく本を仕入れてしまう。マンガも小説も新書も何かしらのテキストも、本当にあらゆるジャンルを買い漁っている。
 俗に言う積ん読である。
 床に積むと足の踏み場が無くなるのでどうにか本棚の隙間とか、布団とかに置いている。積んでタワーにはしていない。タワーにすると崩れた時の脱力感が半端ないからだ。崩した事がある人にはお分かり頂ける事だろう、あの散乱した床を前にした時の『もういいや…』という感情を。
 先月は8冊買った。この土日にも7冊ぐらい買った。更に今週、通販で買った本があと4冊くらい増える。電子書籍はもう数える気にもならない。だが、この中で読み終えた本は5冊いくかいかないかくらいだ。
 そしてこのタイミングで、DMMブックスでポイント還元セールが始まっている。
 サイトをうろついてはカートの中身を増やす日々だ。

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