ふやすミニマリストを読んで
藤岡みなみさんの『ふやすミニマリスト』という本を読んでいます。
1日1つずつ物を増やすというチャレンジをについて記録されています。
ミニマリストなのに増やしていくという発想もまたまた楽しい作品でした。
心に残った場面ベスト3
●歯磨きをする行為がご自愛そのものであること。
子供の頃は親に叱られるから磨いていた歯だったけど、実は立派な自己メンテナンス。
そう思ったら、無意識にやっている行動を振り返る余裕がある生活って大切なんだと気づいた。
●少ない調味料で作った食事の美味しさに改めて目覚める場面。
バターですら愛おしくなるという感覚は普段の生活ではめったに味わえない事だと思う。
●持ち物80個を超す頃には、増やす事自体がストレスになっている場面。
実は私達の欲しい物は、惰性で買っているもの含まれていないか?と危機感を感じたシーンでした。
今までとこれから
特にコロナ禍のチャレンジ期間の記録だったので、今までとは違う人との距離間や価値感についても考えさせられました。
では明日からチャレンジどうぞ!と言われても難しいけれど、モノ1つと向き合う体験はとても大きな気づきを与えてくれることを知りました。
そして、藤岡みなみさんの言葉は、心の琴線に触れる事がたくさんありました。
言葉のチョイスがすごく好みだったので、作品に触れることが出来てとても嬉しかったです。
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