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ITストラテジスト試験攻略①|当日の設備や雰囲気、受けた感想
中小企業診断士のすずかです。
2024年度のITストラテジストの試験を受けて、無事一発合格することができました。
今回は、ITストラテジスト試験の合格を目指されている方のために、
①ITストラテジスト試験当日の様子や雰囲気
②午後Ⅱの論文試験の解き方と注意点
を記事にまとめました。
両記事を見れば、ITストラテジスト試験当日の雰囲気や一日の流れがバッチリつかめます。
「②午後Ⅱの論文試験の解き方と注意点」の記事では、午後Ⅱの論文試験において、私がどういうステップとタイムスケジュールで何を実施したかを詳細に書いております。
①の内容はどうでもいいから、②からという方はこちらをご覧ください。
ITストラテジスト試験の概要をまず把握されたい方は、以下の記事をご覧ください。
さて、皆さんは試験対策において何を重視されますか。
〇計画的で効率的な学習
〇適切な教材選び
〇健康管理
など色々あるかと思いますが、私は「当日に全力を出す」ための対策を結構重視しています。
なぜか。
「実力を出し切れず、後悔する」のが、とてつもなく嫌だからです。自分の努力した分の力を必ず出し切る、これが自分を守るための絶対防衛ラインです。
当日に全力を出すためには、試験当日の情報をできるだけ把握し準備することが大事です。
当日の情報とは、試験会場の雰囲気や使用する机の広さ、トイレの場所、休み時間の長さ、時計の有無、使える筆記用具の種類、問題用紙の大きさ、解答用紙の書き方などです。
特に、午後Ⅱ試験は論文を書く「実技」です。使える机の広さや問題冊子のメモ帳大きさなどは、当日の思考や作業への影響が大きいです。
その上で、本番と同じ状況で問題を解いてみる、もしくはそのイメトレをします。そうすることで想定外の出来事をなくし、実力を出し切る確率を高めます。
例えるなら、大好きな相手とのデートの前に当日の場所やディナーのお店を完璧に調べ、当日の会話や行動のイメトレする、みたいな感じです。
ディナーを食べた後が、勝負所となる午後Ⅱ試験、デートのクライマックスです。
「今日こそ絶対決めてやる」という強い気持ちをもちつつも、適切な状況判断とスマートな対応を心掛け、2人の雰囲気が高まったタイミングで勝負にでましょう。
目指すゴールはここです。ゴールをしっかり頭にイメージしてください。
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時には強引さも必要です!相手も待っています。
後悔しないように、自身の気持ちに素直に表現しましょう。
しっかりイメトレができたなら、Just Do it!!
頑張ってください。健闘を祈ります。
あ、間違えた!
試験の話でしたね、ついつい興奮してしまいました。
話を戻しますと、ITストラテジスト試験では、当日の情報や体験談がネットにあまり落ちておらず、当日の準備やイメトレができませんでした。
そこで今回は、私がITストラテジスト試験を受験した体験をもとに、当日の様子や感想をまとめました。
試験当日の会場の様子
私が試験を受けたのは横浜の会場です。会場によっては異なることもあるかと思いますが、受験者の公平性を保つ観点から、どの会場も近しい環境ではないかと推測します。
■試験会場の設備
席の状況
席は、午前Ⅰから空席が目立ちました。全席に受験番号が振られていましたので、申込者分の席は確保されていたようです。出席率は6割くらいだったかと思います。
調べたところ、令和6年度は応募者数が7,486人に対し、受験者数が5,327人でした。例年、受験者数が応募者数の3分の2程度ですので、3席に1席が空席になるのはITストラテジスト試験あるある~のようです。
また、午前Ⅰを終えると、会場を後にする人もちらほらいました。午前Ⅰの免除だけを狙った受験生かもしれません。
※補足
過去2年以内に、応用情報技術者に合格された方、もしくは、高度情報処理技術者・情報処理安全確保支援士の午前Ⅰ試験で合格基準点を獲得された方は、午前Ⅰ試験の免除申請が可能です。
試験会場の時計
時計は、正面黒板の右側にあり、時間は正確でした。
作業スペース
作業スペースは、十分に確保されていました。一般的な長机を二人で使う形で、横幅で1メートルは確保できていたと思います。
トイレの状況
トイレは、各階にありました。休み時間になると受験生が殺到し、10分程度並ぶこともありました。
休み時間
休み時間は、意外と短く感じました。次の試験の15分前には着席しないといけないので、実質トイレ行って飲み物を飲んで少し休憩する程度の時間しかありません。休み時間に勉強したい方は、各休み時間で10分くらいは確保できると思います。
■試験会場の雰囲気
会場の雰囲気
試験は、駅近の専門学校で行われました。5階分のフロアを貸し切っていたので、私がいた会場だけで500人程度の受験生がいたと思います。年齢層は40歳前後が多い印象で、全体的にアダルトな人が多かったです。20代とおぼしき人には出会えませんでした。男女比率は、男性8女性2といった感じです。
試験開始直前の様子
午前Ⅰの試験開始前に、監督員の方から会場の受験者全員に「携帯電話を机の上に出す」ように指示があり、電源が切れていることを再度確認しました。
ITストラテジスト試験を受験した所感
午前Ⅰと午前Ⅱ
マークシート選択式です。事前に準備をしていれば、問題ないかと思います。時間内に終わらせ、見直しをする時間が十分にありました。
午後Ⅰ
解くのに80分ほどかかりました。与件文が長いので、設問で問われている事が事例文のどこに書いてあるかをマッチングしつつ、順序立てて解いていく必要があります。
私の場合、2問目の事例文の内容と設問の題意を把握するのに手間取り、時間を浪費しました。問題と与件文を無駄に何回も行き来してしまったのが反省点です。
後日談ですが、試験結果は65点でした。60点で足切りなのでちょっと危なかったですね・・・
午後Ⅱ
昼食を食べて、午後Ⅰの試験を終わって、120分の論述ですので、体力的に結構ハードでした。事前にしっかり解答手順を確立させてはいましたが、論文完成までに115分かかりました。試験終了後、周りを見ると十分な量の論文が書けてない方が散見されました。
今回は以上になります。
内容のシンプルさを青春の甘酸っぱさでアレンジしてみましたが、いかがだったでしょうか。試験当日のイメトレの参考になれば幸いです。
次の記事では、午後Ⅱ試験の解き方の手順と作業のポイントをまとめました。ITストラテジスト試験は、午後Ⅱ試験に受かるかどうかの試験といっても過言ではありません。
特に、問題文と設問文の解釈や論文の章立てなどの作業部分をいかにスピーディーに行い、論述する具体的なネタやキーワード、論文の設計や内容の考察にいかに集中できるかが勝負です。
午後Ⅱの論文試験において、私がどういうステップとタイムスケジュールで何を実施したかを詳細に書いております。
では、また!
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