前世に実態はないし、あまり意味がない
私たちが素粒子の集まりならば、意識を向けたものが真実であり、過去生や未来生は空想上の概念になる。前世はあくまでもイメージであり、個人の物語を紡ぎ出すためのツールでしかない。
自分で思い出した前世ならまだしも、人に鑑定してもらった前世は、必ずその鑑定者の世界を通ることになり、鑑定者というフィルターを通した前世となる。事実ではなく、真実である。
また、ある個人が、憧れの芸能人、歴史上の偉大な人物を心の中で思い描き、何らかの感情を抱くことができたならば、もうそれはその人たちと繋がっ