正田醤油を求めて群馬県のスーパー「フレッセイ」と館林ジョイハウスモールへ
土曜日の朝。
気持ちよく晴れたというのに全くもって疲れが取れない。身体が重い。それは水曜・木曜と群馬へBリーグ観戦遠征していたから。
初めてオープンハウスアリーナ太田へ行きました。
試合がとても観やすい。各列の段差が適切で、席幅も広い。座面や背もたれがちょっと固いけど、やはり新しいアリーナは良い。断然良い。
ただ立地が公共交通機関利用の遠征民にはやや厳しい面があり、今回はそれをどうにかすべく計画を立てていた。
B1群馬のアリーナは太田市にある。県庁所在地でも第二の都市でもない太田市は、スバルの街だけあって基本車文化なのだと思う。
しかし平日ひとりで遠征に行って最も困るのは、宿を取ることの多い駅前にスーパーがないことだ。
太田駅前にコンビニは数軒あるが、スーパーは存在しない。それ故ひとりで遠征に行き、スーパーで何か土地の食べ物を買って食事を…というのができない。これはけっこう困る。
昨年ひとりで水曜の試合に行った時には本当に困った。アリーナグルメもすぐ売り切れるしスーパーもないし、水曜定休の店舗も多くて危うく飢えそうになった。地方へ行ってコンビニ食で済ませるなんてあまりに悲しい。
今回はそのリベンジ。
駅前にないならある所を探し、公共交通機関と徒歩でもなんとかなる最適解を見つけ出そうではないか。それが今回の遠征の主目的である。
もちろん試合は大事だが、勝敗は自分の力でどうにもならない。故に遠征民は試合以外の楽しみを見つけ出す能力に長けている。
という訳で太田市へ。
JRで熊谷まで行き、熊谷駅からバスで向かう。宿泊予定のホテルより手前の停留所で降り、強風の中15分ほど歩いた。
目的地はスーパー「フレッセイ」。すぐ近くにベイシアもあるが、今回は利用したことのないフレッセイ優先。初めてのスーパーはいつだってわくわくする。特に全国展開されていないローカルスーパーは大好物だ。
フレッセイはなかなか良いスーパーだった。地元商品や調味料がピックアップされ、それを使ったお弁当・お惣菜が展開。生鮮食品や肉・魚も鮮度・価格共に優れている。いいなあフレッセイ。
気になる商品はいろいろあったが、ここでこの日の夕食と飲み物を買い揃え、ホテルまで20分近く歩かねばならない(ホテル付近にコンビニはない)。持てる重量・体積と相談の上、入手した食べ物はこちら。
大満足である。そう、買いたかったのはこういう食べ物。これだけあれば試合前の腹ごしらえもホテルに帰った後も十分。飲み物も最低限は買えたので、足りなければアリーナへの往復で調達できる(途中にコンビニはないけど)。
ホテルからアリーナまでは片道徒歩25分×2、この日の歩数は15000歩を超えた。
群馬と言えば正田醤油。Jリーグ群馬のスタジアムも「正田醤油スタジアム群馬」。だがそういえば正田醤油って買ったことがない。故に鶏めし重を見つけた時には嬉しくていたくテンションが上がったが、買って帰れるお醤油小ボトルとかないかしら。
帰宅日は往路とは別ルート。東武線経由で館林で寄り道。
ここには正田醤油の本社があるが、工場見学は現在行われていない。併設レストランも今回は時間が合わず、館林駅と茂林寺前駅の中間にあるジョイハウスモール内の「正田茶房 欒」を目指す。正田醤油を使ったスイーツがテイクアウトできるカフェである。
もっちりした皮、醤油の香るあんこが美味しいどら焼きだった。醤油系スイーツがもっと欲しい気もするが(プリンとかアイスとか)今のところ試験的な展開なのかな。買えてよかった。
そして同モールにもフレッセイ。正田醤油の400mlボトル等、帰宅後に使ってみたい商品もいくつか購入。
ここへ至るにも館林駅から徒歩25分、茂林寺前駅へも同じほど歩かねばならない。前日重たい荷物を持って歩いた疲れで体力は既に黄色信号。しかし利用できる交通手段はない(バスは曜日限定)。歩くしかないのだ。
時間帯もあるだろうが、太田のフレッセイと館林とでは商品ラインナップに違いがあり、殊に焼きまんじゅうを買えたのは嬉しかった。なかなか美味しかったです。満足。
…まあでも疲れた。疲れました。やっとのことで帰宅してしばらくは動けなかった。そう、私は人一倍体力や力がない。なのに好奇心旺盛で動き回りたい質なのでしばしばこういうことになる。
でもまあ、目的達成度で言えば実り多い遠征だった。試合も勝ったし、疲労以外は言うことなしです。
ここを対策するなら荷物の少量化。今回もかなり軽くしたが、カメラが…。迷ったが諦め切れず自分を苦しめた。次回単独遠征ではカメラ諦めようかな…。買えた席にもよるかな。
なかなかに厳しい旅程だったが楽しかった。
これだからひとり遠征はやめられない。
とか言いながら来月再度群馬戦があり、今度は週末なので夫と車で行く。泊まるのは熊谷市(埼玉県)。
それもまた遠征の醍醐味なのです。