気分変調症について
先日、障害年金申請の診断書を書いてもらった
疾病名のそこには、今までに聞いた事ない
〝気分変調症〟
という言葉が書かれていた
これに対し、noteの記事から
水島広子先生という精神科医の
対人関係療法でなおすという本を知り早速購入して
読んでみた
発達障害と境界知能も持つ
息子に症状の全てが当てはまるわけではないが
とても勉強になり
希望も持てる内容だった
以前の病院では
考え方を変えるしかない
学校もバイトもとりあえず行けてるんだから
病気とも言えない
などと言われていたが
どうにも腑に落ちなかった
今の主治医は一度も息子の感情を否定したことがない
こちらが理解不能な傷つくような発言をした時も
「調子の悪い時はどうしてもそういう考え方になっちゃうんだよね」
などと言う
本人の性格や、努力が足りないからじゃなく
あくまでも病気のせいで
今はまだ治療中だからねと言う
全てが理解できるわけではないが
この本を読んだことにより
理解を深めることができた
本人が読んでくれるに越した事ないんだけどね
10代の若い時から
この苦しい病と戦い
遠回りしている人生だと思っていたけど
この病気を本人が理解して治すことができたなら
むしろ、この病気にかかったことのない人よりも
人生において自分を知ることのできる
近道なんじゃないかなとも思った
もっともそれは
苦しくて長い道のりであることには違いないが
全ての人が
悩んで苦しんだ分
報われるといいなという思いがした