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なんの為に
限界だ、と感じた時いつも思う。
なんの為にやってるんだと。
俺は、何を思い、何を願い、誰に何を届けたいのかと。
愛情を教えてくれた家族か、知恵を教えてくれた先生方か、親しくしてくれる友達か、挫け嘆き、とてもじゃないが前を向けない同胞か、
それとも、今でも俺を信じてくれる自分か、
過去のどうしようもない僕自身かと。
昔、なにか心の一部を無くしたことがあった。
それがなんだったか、今も分からない。
とても温かい何かだった。
一度は折れた心だ、元には戻らないのかもしれない。でもその残骸。
切れたピアノ線みたいな物は、たしかに自分自身の中にまだある。だからまだ進もうと思える。
稚拙な表現かもしれないが、まだ終わる訳にはいかないんだ。
切れたピアノ線を繋ぎ直さないといけない。
まだ生きて、自分の役目をこなしたいんだ。