生誕・肉太郎と飼う女③

　久しぶりの投稿になってしまいました〜。皆さまお元気でしょうか。関東地方は本日入梅しました。なにかと不快で体調を崩しやすい日々、ご自愛いただきますようにお願い申し上げます。
　閑話休題。
　今回の写真は趣向を変えて、平塚市にあります県の施設、花と緑のふれあいセンター花菜ガーデンの薔薇園にしました。綺麗だったあああ！　900円（飼う女はOPカードの割引を利用し、800円で入場）でこんなに薔薇を愛でられるなんてどんだけお得なのよ。
　やはり行政恐るべし。国や自治体とは上手くやっていかないとね……。
　と、実感しているのは実はなんと！　飼う女は4月からマンション自治会の会長になってしまったのであった。くじ引き残酷。
　はっきり言って忙しいし、本来お付き合いしない世代とも首突き合わせなきゃならないので、この二ヶ月弱で、飼う女の老人対応力はほんのわずかだが向上したと思う。
　飼う女がRPGの主人公だったら、きっと背後のゲージが🎵ちゃりらりったたーっと変わったことであろう。
　それにしても、あの悪夢の事件がなければ、飼う女が自治会長を務めるなど、天地がひっくり返ってもありえなかっただろう。
　悪夢の事件。それは件のYが授業参観の際、わたしの背中を思い切り打擲したことに始まった。その後彼は興が乗ってきたのか、のろのろ逃げようとするわたしを追いかけてなお、背中に平手をお見舞いしてきた。
　飼う女は一言もない。ただ無言で身をよじるだけであった。そのとき。
　「あんたあたしの娘に何やってんだ！」
　まーYもいい加減クルクルパーだなと今は思うが、当時はそんなことを考える余裕もない。仁王像さながらの憤怒の形相で傍らに立っていたのは、飼う女の母であった。

この辺でとりあえず、待て次号！