『こゝろ』2
上「先生と私」読了。微に入り細を穿つ日常風景の描写が、スマホで簡単にカメラのフィルターを通して何でも説明可能な時代を生きる者にとって、随分以前に無意識の内に思考停止した瞼を閉じても鮮やかに甦り再生される感性を司る脳を鷲掴みにし掻き混ぜ激しく揺さぶり魅了して止まない。
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