
夜勤明けのルーティン
現在精神科病棟で看護助手をしている。
夜勤を始めてもう早いもので3年半ほど経つ。
夜勤専属ではなく、日勤もありのシフト。
だが、夜勤ができるスタッフが少ないせいで月に最低でも6回はある。
正直、夜勤はあまり好きではない。
メリットもあるのだが、やはり元々夜型ではないことと、16時間勤務という長丁場が体力的、精神的にツラいからだ。(本音を言えば、日勤をもっと多くしたいんだけど…)
特に、精神科なので患者のワガママや粗暴や暴言、独語、尿失禁のオンパレード、突然の転倒などなど一般の病棟とはひと味もふた味も違うので、ここはある意味、異世界である。
さて、そんな異世界で16時間も拘束された後の解放感たら凄まじい。
特に晴れた朝から尚更だ。
朝日の神々しさに手を合わせたくなるくらい。
ここで、私の夜勤明けルーティンを語らせてもらいたい。
まず、9時を過ぎるとタイムカードをかざし病院の外へ出る。それから車に乗り込む。
そう遠くない距離を運転するとはいえ、夜勤明けは特に運転に注意を払う。
向かった先はスーパー。
ここでその日の夕飯の買い出しをする。
9時も過ぎれば、大抵のスーパーは開店しているので助かる。
それから、帰宅して食べるものを購入する。
実はこの時間が一番楽しみかもしれない。
カップ麺とか、惣菜コーナーのお弁当とかその日の気分で変わる。一見、安上がりなものたちかもしれないが、疲れ切った身体に補給するからか格別に美味しく感じる。
ちなみに最近ハマっているものはこれだ。
買い物を終えると、帰路へ向かう。
家に辿り着き、買った品々を冷蔵庫に入れ込みユニフォームを洗濯かごに放れば
まずはご飯タイム。
これから睡眠も取るため、あまり食べ過ぎないようにはするがやはりペロッと平らげるとちょっと物足りなさを感じる。
それからお待ちかねのシャワータイム。
汗まみれの疲れ切った身体を熱めのシャワーで流すこの時間は爽快そのものだ。
本当はゆっくり湯船に浸かりたいが、
早く寝たいためここは洗うことをメインに
ササッとシャワーで済ませる。
シャワーを終え、簡単にスキンケアをし、髪を乾かせばあとは寝るだけだ。
とにかくもう寝ることしか考えてない。
この時点で大抵は11時をまわっている。
それから眠る。それはそれは、もう泥のように眠り込む。
あまりにしっかり寝るので夢は見ない。
大体4時間くらい寝る。
昼の15時くらいには目が覚めるのだ。
本音はもっと眠っていたい。だが、夕飯の支度などもあるためここで仕方なく起床。
それから洗濯物を回し、米を研ぎ、スマホを触るなどしてゆっくりと過ごす。
この時間もなかなか好きだ。
それから日が暮れる頃にパートナーが帰ってくるため、帰宅時間頃に調理を始めて、夕飯にする…大体こんなものである。
たまに天気が良ければ夕方にウォーキングをすることもある。
夜勤をする人たちの中には、寝ずに遊びに行ったり、しっかり家事をこなす人たちもいるようだが、私はまだまだそんな域には達していない。
とにかく寝たい!!これが最優先だ。
とはいえ夜勤明けをもっと有意義に過ごス方法についても考えていいかもなぁとも思うこの頃である。