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カフェイン効かない。眠いもん。

私はコーヒーを愛飲している。

思えば、小学生の頃からインスタントのコーヒーを自作し夏はアイス、冬は熱いコーヒーを飲んでいたっけ。

そんなんだからか、私はいつしか自分がカフェイン中毒かも、と思うようになってきた。




私は夜勤のある仕事をしている。
二交代制で、16時間の勤務。
1回につき2日分働くようなもんだ。

一応は交代で仮眠を取ってもいいことには
なっているものの、やはり仕事中ということもあるし、相手のナースへの気遣いなどでしっかりとは眠れない。
だからずっと起きていることも多い。


そこで、夜勤のお供として持っていくのが
大体コーヒー。それか、ゼロコーラ。
気分でモンスターになることもある。
とにかく、カフェインの入っているものを飲まないと何だか心許ないのである。


ところがだ。合間でちまちまカフェイン飲料を飲もうともやはりやってくる。


そう、睡魔が。


眠い。だが、そんな時に限って夜勤の相方ナースが仮眠中であることもしばしば。

私は詰所(いわゆるナースステーション)で待機しなければならないので寝るわけにはいかない。

目だけ瞑りながら意識はアレコレ妄想して
寝ちゃダメだ…!と自分を鼓舞。
それでも意識が一瞬遠のき眠りそうになる。
またハッと我に返る。
その繰り返しだ。

何だか修行のようである。

やがて、相方ナースが戻ってきてこちらに仮眠を勧めてくる。
仮眠室で横になると、今度は何故か眠れない。体勢が落ち着かないのか寝返りをやたら打つ。一人ポージング大会のはじまりだ。

結局、眠れずやがて詰所へ戻る。
するとしばらくするとまた眠くなる


いや、この眠気さっき来いよ…!!


と、夜勤はいつもこんな感じである。

つまりは、カフェインを摂ったところで眠いものは眠いのだ。
覚醒には繋がらない代わり、やたらトイレが近くなる。これは利尿作用。

どうせなら中途半端に目が覚めてるのではなく、真のカフェイン中毒になって仮眠時間にどっぷり寝てみたいものである。




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